Record China 2014年10月3日(金) 14時41分
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2日、中国紙・新京報は国慶節の天安門広場で国旗掲揚の任務を果たした「国旗護衛隊」に注目。その知られざる姿を紹介した。
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2014年10月2日、中国紙・新京報は、国慶節の天安門広場で1日、国旗掲揚の任務を果たした「国旗護衛隊」に注目。その知られざる姿を紹介した。
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天安門広場で毎日、日の出と日の入りの時間に、国旗の掲揚と降納の式が行われている。その任務を担う人民解放軍兵士の一糸乱れぬ動きを目当てに広場を訪れる観光客は多い。建国65周年を祝う今年の国慶節には、盛大な国旗掲式が行われるとあって、全国から12万人の観光客が押し寄せた。
国旗掲揚式を行うのは「国旗護衛隊」の隊員たち。1日には所属隊員36人の他に、急きょ招集された護衛隊経験を有するベテラン隊員が加わり、88人の大規模編成で執り行われた。国旗護衛隊の隊員は中国人民解放軍兵士のなかから選ばれたエリート集団だが、今回現役を退き、炊事部隊や衛生部隊などに転属されていた隊員たちにとって、約半月の訓練は想像を絶する苦しいものだった。
天安門城楼から天安門広場の国旗掲揚台までの行進は、通常ならば138歩で行うと決められているが、今回88人という大規模編成により、歩数は106歩に変更された。さらに通常は1カ月半から2カ月かけて行う行進訓練が、わずか半月に縮小されたことから、隊員たちは夜4時間半の睡眠と昼寝の1時間半、食事の時間以外をすべて訓練に注いだ。
隊員たちの体力維持のため、1日5回の食事が提供され、1回の食費もこれまでの36元(約640円)から100元(約1700円)に増額。おかずも8品から12品に増やされ、牛肉メニューも毎日加えられた。隊員全員には新しい軍服も支給された。(翻訳・編集/本郷)
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