中国の地元当局が900匹の猫を生き埋めに?ネットで批判殺到

Record China    2025年3月13日(木) 16時0分

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中国・広東省佛山市三水区の地元当局が多数の猫を生き埋めにしたとの情報が出回り、物議を醸している。

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中国・広東省佛山市三水区の地元当局が多数の猫を生き埋めにしたとの情報が出回り、物議を醸している。澎湃新聞など複数の中国メディアが12日付で伝えた。

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報道によると、三水区の農業農村局が900匹の猫を生き埋めにしたと、あるネットユーザーがSNS上で暴露した。投稿された動画には、地面に掘られた1辺が数メートルはある大きな穴の中にケージごと猫が入れられ、その上からショベルカーで砂をかけ埋めようとする様子が映っていた。壊れたケージから逃げ出した数匹の猫が、穴から這い出ようともがいている様子も確認できる。

動画より

この動画が物議を醸すと、同局の職員は「わが区はこれまで一貫して動物防疫法に基づき、処理を行ってきた。規定に則ってやっている」と説明したが、具体的な状況については「よく分からない」と回答した。また、別の職員は「ネット上の情報の一部は事実ではない。われわれは法にのっとって行っている。法執行権を得て以来、多く(の動物)を処理してきた。数については答えられない」とコメントした。

中国のネットユーザーからは6000件に迫るコメントが寄せられており、「心が痛む(泣)」「ひどすぎる」「これは虐殺とどう違うというんだ?」「佛山大虐殺」「文明からは程遠い行為」「文明社会にあるまじき野蛮な現象だ」「地球は人間だけのものではない」「本当に(当局者は)動物にも劣る連中だ」といった批判の声が殺到した。

また、「一部は事実じゃないって、どの部分のことだよ」「数が違うのか?900匹どころじゃないって?」との声や、「理由は何なんだ?感染症か何かなのか?」「もしほかに選択肢がないならせめて苦しまないように死なせてあげるべきだ」「生き埋めが法で定められているなら、悪法と言うほかない」との声も。

そして、最も多くの共感(いいね)を集めていたのは「人がすることは天はすべて見ている。万物には霊魂が宿っている。(当局者は)夜道に気を付けるんだな」との脅迫めいたコメントだった。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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