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中国で新たに生成AI誕生、Manusが注目集める

CRI online    2025年3月11日(火) 15時20分

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オープンソースの大規模言語モデルのディープシークに次いで、中国が開発したもう一つの生成AIのマヌスが誕生し、注目を集めています。写真はマヌスを開発したバタフライエフェクト武漢本社の入るオフィスビル。

オープンソースの大規模言語モデルDeepseek(ディープシーク)に次いで6日未明、中国が開発したもう一つの生成AIのManus(マヌス)が誕生し、注目を集めています。

マヌスの公式サイトによると、マヌスは汎用人工知能(AI)として独立思考、複雑なタスクの計画と実施、成果を直接引き渡すことが可能です。マヌスのプレゼンテーション用動画では、履歴書の選別、不動産の研究、株式分析などのタスクを独自に完了でき、ユーザーは完了までの全プロセスを見ることができます。

マヌスは現段階ではまだユーザーに向けて開放されていないため、利用するには招待コードが必要です。最初に招待コードを入手したインフルエンサーたちの利用と推薦により、マヌスはインターネットで人気が急上昇し、公式サイトは一気に大量の訪問者が訪れたため、一時的にサーバーがダウンしました。マヌスの招待コードは5万元(約102万円)の値段で取引されたほどです。資本市場には大きな変動が起き、A株のAI関連株は6日株価が上昇し、150を超える銘柄がストップ高、あるいは10%以上上昇しました。

開発チームによると、マヌスは正式開始前のトライアルテストのデモ段階にあるため、市場化計画の段階にはなく、有料の招待コード獲得ルートはないとのことです。

ネットユーザーは、ディープシークとマヌスのどちらが優れているかを議論しています。ディープシークにこの質問をしたネットユーザーもいます。ディープシークは熟考とウェブ検索を重ねた結果、「どちらが優れているかは需要が決定する。ディープシークは最強の頭脳王、マヌスの方は万能の会社員のようだ。両者は競い合う関係ではなく、むしろ補完関係にある」と結論付けました。

まず、ディープシークは知識型の頭脳で、マヌスは多能な執行者です。ディープシークは言語処理、知識の統合、文章生成に長所があります。膨大なパラメータ(6710億個)を持つモデルはディープラーニングと知識推論能力を持ち、論文の執筆、法律文書の作成、専門的な問題への回答を得意としています。

一方で、マヌスは計画から引き渡すまでのクローズドループ機能に重点を置いています。ブラウザーなどを含むツールチェーンを通じて、履歴書の選別、株式分析、データ報告の生成など複雑なタスクを自律的に実施できます。第三者機関によるGAIAベンチマーク(汎用AIアシスタントの性能評価)のテストで、マヌスはオープンAIを上回っていると評価されました。(提供/CRI

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