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韓国のポン・ジュノ監督の最新作「ミッキー17」が中国でも劇場公開され、韓流コンテンツを遮断してきた「限韓令」の解除の兆しではないかと報じられている。
韓国のポン・ジュノ監督の最新作「ミッキー17」が中国でも劇場公開され、韓流コンテンツを遮断してきた「限韓令」の解除の兆しではないかと報じられている。
第75回ベルリン国際映画祭で公式上映されて注目を浴びたポン・ジュノ監督の「ミッキー17」は7日に北京や上海など7都市で劇場公開をスタート。映画産業のデータ分析アプリ「灯塔専業版」は、10日午前0時までの興行収入は1000万元(約2億円)を突破とデータを公開した。
中国では2017年、韓国の高高度防衛ミサイル(THAAD)配備に対する報復措置として「限韓令」が始まったとされる。近年は緩和傾向が見られ、映画祭で韓国映画の参加はあったものの、韓国人監督の作品が劇場公開されるのはこれが初めて。「ミッキー17」はワーナー・ブラザース・ピクチャーズ配給の米映画とはいえ、これが「限韓令」解除への大きな前進ではないかと注目されている。
なお、中国の習近平国家主席は今年11月に韓国・慶州で開催予定のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席する見通しで、上半期に韓国コンテンツに対する規制が緩和される可能性が指摘されている。
中国政府が24年に韓国のインディーズSSW「The Black Skirts」の国内公演を批准したことも話題になった。(Mathilda)
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