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4日、韓国・東亜日報によると、3日午後7時30分ごろにソウルの金浦空港を出発し、済州空港に向かっていたチェジュ航空の旅客機が、機体の異常により清州空港に緊急着陸した。
2025年3月4日、韓国・東亜日報によると、3日午後7時30分ごろにソウルの金浦空港を出発し、済州空港に向かっていた格安航空会社(LCC)チェジュ航空の旅客機が、機体の異常により清州空港に緊急着陸した。
当該旅客機は済州空港上空で強風に吹かれ、翼に問題が発生したとされている。チェジュ航空側は「気象の悪化により翼部分に欠陥が生じ、引き返すことを決めた」と説明した。
旅客機は当初、金浦空港に向かっていたが、燃料不足などの問題により方向を変え、午後10時10分ごろに清州空港に着陸した。
旅客機には乗客165人と乗務員6人が乗っていた。機種は、昨年12月29日に務安空港で発生したチェジュ航空の事故の旅客機と同じボーイング737-800だとされている。
チェジュ航空関係者は「乗客にホテルと交通費を提供し、清州から済州行きの臨時便も用意する」と話したという。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「チェジュ航空のすべての旅客機を調査・点検するべきでは?」「LCCは怖くて乗れない」「整備が行き届いていないことが原因だった可能性もある。チェジュ航空は利用しない方がいい」など不安の声が寄せられている。
また、「非常事態のときは一番近い空港に着陸するべきでは?わざわざ出発地点に戻らなければならないの?」「済州まで行っていたのになぜ戻る?どうせ燃料不足で金浦まで行くこともできないのに」と指摘する声もあった。
そのほか、「務安空港の問題をチェジュ航空に押しつけるのはやめてほしい」「チェジュ航空とパイロットに問題はなかった。務安空港のコンクリートの壁が問題だった」「ところで務安空港の事故は誰が責任を取り、誰が処罰されるの?」との声も見られた。(翻訳・編集/堂本)
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