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2日、独ドイチェ・ヴェレはドイツでEVの普及が遅れている主な原因が価格の高さにあることが消費者を対象とした調査で分かったと報じた。写真はドイツ。
2025年3月2日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、ドイツ国内で電気自動車(EV)の普及が遅れている主な原因が、価格の高さにあることが消費者を対象とした調査で分かったと報じた。
記事は、ドイツ通信社(DPA)がYouGov研究所に委託して実施した調査の結果が2日に発表され、回答者の47%が「EVの価格が高すぎる」ことを購入の最大の障害として挙げたと紹介。また、航続距離の短さ(42%)、充電インフラの不足(40%)、電気料金の高さ(30%)、技術の未成熟さに対する不安(24%)も指摘されと伝えた。
そして、ドイツ政府が昨年にEV購入補助金を打ち切ったことにより、同年のEV販売台数が27%減と大幅に落ち込んだことを合わせて紹介した。
記事はまた、調査ではEVの中でドイツ車を始めとする欧州ブランドが依然として人気を保つ一方、価格の高さが購入の妨げになっていることが浮き彫りになったと指摘。3万ユーロ(約470万円)以上のEVを受け入れると答えたのはわずか12%にとどまったのに対し、ドイツ国内で3万ユーロ以下で購入できるEVは6車種のみである現状を伝えた。
このため、各メーカーでは大衆向けEVの開発が進められており、フォルクスワーゲンは2万ユーロ(約310万円)程度のエントリーモデルを投入する計画を進めているとした。(編集・翻訳/川尻)
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