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28日、澎湃新聞は、電子機器大手・小米科技(シャオミ)の主力電気自動車「SU7 Ultra」の販売価格が発表されたことを報じた。写真はSU7 Ultra。
2025年2月28日、澎湃新聞は、電子機器大手・小米科技(シャオミ)の主力電気自動車「SU7 Ultra」の販売価格が発表されたことを報じた。
記事は、小米の創業者である雷軍(レイ・ジュン)氏が発表会を開き、SU7 Ultraの正式価格を52万9900元(約1100万円)とすることを明らかにしたと紹介。以前の事前販売価格81万4900元(約1700万円)から約30万元(約600万円)の大幅な値下げとなり、市場の強い関心を引き起こしたと伝えた。
そして、発表会の場で雷氏がSU7 Ultraの価格について「高すぎる」と疑問を呈する声があることに触れ、笑いながら「なぜ小米がこの価格で売ってはいけないのか」と「逆質問」し、中国の国産ブランドが全面的に台頭する新たな時代において「国産ブランドを再評価し、小米を再評価すべきだ」と語るとともに、「性能はポルシェに匹敵し、技術はテスラを追い、豪華さはBBA(メルセデス・ベンツ、BMW、アウディ)に比肩する。真に好きな人が、みんな買えるようにする」と、自信満々に語ったことを伝えた。
また、28日早朝にはSU7 Ultraの注文が新価格発表から2時間で1万台を突破したことを小米がSNS上で発表したと紹介し、雷氏がこれまでにSU7 Ultraの年間販売台数を1万台と設定してきたことから、わずか2時間で年間販売目標を達成したことになると評した。
さらに、SU7 Ultraは価格だけでなく性能の高さも特筆すべきものであり、最大馬力1548PS、0〜100km/h加速は最速で1.98秒、最高時速は350キロに達すると説明。中国最高規格の上海インターナショナルサーキットでは2分9秒944のタイムでポルシェTaycan Turbo GTを上回って量産車のラップタイム最速記録を更新し、ポルシェからも祝辞が送られたことを紹介した上で、雷氏が発表会で「今回勝ったとはいえ、ポルシェは依然として私たちの手本であり、引き続き学び続けたい」と謙虚に語ったことを伝えている。
記事は、ポルシェTaycan Turboシリーズなど同クラス車では80万元以上の価格が一般的な中、予想を大幅に下回る50万元強という販売価格を打ち出したSU7 Ultraが「自動車業界における革新とブレークスルーの数々を通じて、多くの消費者の注目を集めることに成功した」と評した。(編集・翻訳/川尻)
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