Record China 2014年9月30日(火) 10時50分
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28日、今年9月に入り、中国人民解放軍は史上最大規模の軍事演習を中国西北部や南シナ海で集中展開している。写真は12年9月、安徽省合肥市で行われた予備役兵士の演習。
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2014年9月28日、中国新聞社によると、中国人民解放軍は9月から史上最大規模の軍事演習を中国西北部や南シナ海で集中展開している。
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9月上旬、成都軍区第14師団防空旅団は半月にわたる「火力―2014・[シ維]北B」実弾射撃演習を開始。対戦車砲、カノン砲、榴弾(りゅうだん)砲、ロケット砲などさまざまな火砲を実射した。また、西北部の砂漠地帯では空軍史上最大・最強の空中戦演習を実施。100機近い戦闘機が参加した。東シナ海では「海神―2014」海上演習を展開。サポート艦、駆逐艦、巡視艇、ヘリコプター、潜水艦などが出動し、空中、水上、水中の3方面で大規模な実戦訓練が行われた。
9月下旬には陸・海軍同時に大規模演習を実施した。24日には東北、華北、西北の基地で「火力―2014・三界」演習がスタートしている。国内の6大軍区から10旅団、2万人を超える兵士が参加し、実弾射撃訓練を行った。25日には「衛勤―2014」野戦医療救護演習で兵士4000人が参加。23日には海軍、空軍、第2砲兵旅団が合同で「連合行動―2014A」演習を南シナ海で行っている。
中国人民解放軍の相次ぐ大規模演習について、軍事専門家は「陸海空3軍の兵力を同時に投入することで、それぞれの軍の連携能力が高められるだけでなく、3軍合同の戦闘能力も高めることが出来る。今回の演習は防衛能力や戦争抑止力を向上させるものだ」と説明している。(翻訳・編集/本郷)
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