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25日、台湾メディアの三立新聞網は、日本旅行の達人がSNSを通じて友人の体験談をシェアしたことを伝えた。写真は東京都内の駅のホーム。
2025年2月25日、台湾メディアの三立新聞網は、元台湾大学病院感染症科の医師で「日本旅行の達人」として知られる林氏璧(リン・シービー)氏がSNSに投稿した同氏の友人の日本旅行での体験談が注目を集めていると伝えた。
記事は初めに、林氏が24日にフェイスブックで友人が日本旅行で遭遇した出来事を投稿したことを紹介し、「友人は成田空港から新大久保まで行く計画を立てていた。友人が事前に調べた結果、京成電鉄の京成スカイライナーで日暮里駅まで乗車し、JR山手線へ乗り換えるのが、JR成田エクスプレスに乗るよりもコスパも所要時間も便利だと知ったため、成田空港から出発時に京成の乗車券販売窓口のスタッフに『京成スカイライナーの日暮里駅までの往復乗車券を買いたい』と伝えた。友人は京成では新大久保までの乗車券は買えないと分かっていたので、日暮里からのJR山手線はSuicaを使う準備をしていた」と伝えた。
しかし、投稿によると、林氏の友人が遭遇した乗車券販売窓口の職員はスカイライナーの往復乗車券を売ってくれなかったという。さらに「窓口の職員は友人に乗車券を販売せず、JRに乗るよう促した。片道乗車券さえ売ってくれなかった」と主張し、「この職員の態度はとても軽薄で失礼に思えた」としている。
林氏は「この友人は過去にも日本旅行に頻繁に行っているが、こんな職員には初めて出くわしたといい、『もう少し郊外の方なら、もっと純朴で勤務態度が良い日本人がまだいるが、都会の若い世代の人たちは英語も比較的理解できるせいか、こらえ性がなく、日本人が持っているはずの礼儀正しさの文化が受け継がれていない』と感じたそうで、訪日観光客が多くなりすぎたことで日本人は本来持っていたおもてなしの心を失ってしまったのかと嘆いていた」と説明した。
記事によると、この件は林氏の周辺にも影響を与えたらしく、林氏は「この件は私や家族の日本への見方に影響を及ぼし、日本旅行に備えて日本円にたくさん両替したことを後悔し、今度の休みは欧州旅行をすることにした」という。その一方で「台湾へ来る日本人に態度の悪い人はあまりいないはずだが、私はそういう感覚がだんだん薄くなってきた。ただ、アジアの日本以外の国へ行った後に考えると、日本はまだマシだろうと思う」とつづった。(翻訳・編集/原邦之)
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