中国のSNS・小紅書（RED）に20日、「日本のホテルが中国人を差別した」との投稿があり、注目を集めている。

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これまで20回ほど日本を訪れているという女性は、「以前は（日本は）とても良かったのにコロナ後はますます問題が多くなっている！」とし、事の顛末をつづった。

女性は飛行機が少し早く空港に到着したため、午後1時40分にはホテルに到着。チェックインしたいと伝えると、ホテルスタッフは早くチェックインするための費用として1時間につき1人1000円かかると伝えてきた。女性は費用の支払いを承諾し、514号室のカードキーを渡された。もう少し上の階の部屋がいいと思いスタッフに尋ねたが、「空室はありません」と返答されたという。

この時、ちょうど隣のカウンターで手続きをしていたのが4人の台湾人家族だった。女性によると、家族は別途費用を請求されることなく、チェックイン手続きを行っていた。さらに、その後ろの欧米人客も（費用を請求されずに）スムーズにカードキーを受け取っていたという。

不満を覚えた女性は「なぜ彼らは1000円を払う必要がないのか」と尋ねると、スタッフはタブレットを介して「特別なプランだから」と説明した。納得がいかない女性が支配人を呼び出して話をすると、最終的に「追加費用なしで、上層階（12階）の部屋に案内してもらえた」という。女性は対応したホテルスタッフらの写真を撮影して小紅書にアップしている。

中国のネットユーザーからは「完全なる差別だ」「日本にいる時は英語を話していた方がいい」「日本の一部の飲食店では中国語のメニューが日本語のメニューよりも高くなっている」「ホテル名を教えてくれ。地雷を踏むのを避けたい」「私はチェックアウトの後にロビーで座って人を待っていたら追い出された」「日本のサービスは確かに以前よりずっと悪くなった」といった声が上がった。

一方で、「中国人を区別しているかは分からないけど、ホテルには早くチェックインできたり、遅くチェックアウトできたりするプランが存在する。日本のネット予約では本当にいろいろあって、場合によって部屋があったりなかったりもする」「異なるプランの客だったのでは？そうならチェックインの時間も違ってくるんだよ」「彼らはアーリーチェックインのプランだった可能性がある。支配人は説明が面倒で、ロビーで大騒ぎされても困るから君にサービスしたのかもしれない」などのコメントも見られた。（翻訳・編集/北田）