Record China 2025年2月25日(火) 13時10分
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23日、極目新聞は、湖北省の高校生が折りたたみ可能なディスプレイのスマートフォンを自作してネット上で大きな注目を集めたと報じた。
2025年2月23日、極目新聞は、湖北省の高校生が折りたたみ可能なディスプレイのスマートフォンを自作してネット上で大きな注目を集めたと報じた。
記事は、湖北省宜昌市の高校生が3Dプリント技術を利用して、折りたたみ式のスマートフォンを制作し、制作過程を動画プラットフォームのBilibili(ビリビリ)に投稿したと紹介した。
そして、16日に公開された動画では、制作者の高校生が自作の折りたたみスマートフォンについて、ケースを3Dプリンターで制作し、他の部品はオンラインで購入したり、家族が使わなくなったスマートフォンから取り出したりしたことを説明。視聴回数は400万回を超え、動画を見たネットユーザーからは、高校生が手先の器用さを持つだけでなく、表現力や動画制作のスキルも非常に高いとの評価が寄せられ、「雷軍(シャオミの創業者)になる素質がある」とのコメントさえも飛び出したと伝えている。
その上で、22日に記者がこの高校生を取材したところ、地元の高校に通う1年生の蘭博文(ラン・ボーウェン)さんで、物理、化学、地理を専門教科として学んでいることが分かったと紹介。08年生まれで、父親は配車サービスのドライバー、母親は保険営業の職業に就いており、蘭さん自身が「学校の成績は中の下」と語りつつも、子どもの頃から物を作ることが好きで、小中学生時代には軍事模型を数多く制作したことがあることを明かしたことを伝えた。
記事は、蘭さんが約1年前、貯めた2000元(約10万円)余りのお小遣いで3Dプリンターを購入し、スマートフォンの制作を考え始めたと紹介。廃棄された中国ブランドVIVOのスマホ部品を集め、足りない部品はオンラインで調達して組み立てを進め、6枚のスクリーンを使うことで画面を外側に折りたためるというユニークなスマホの制作に成功し、「VIVO X PILF」と命名したことを伝えた。制作コストは2000元余りで、スマートフォンとしてのすべての機能を備えているとした。
記事によると、VIVOの公式アカウントが蘭さんの動画に対して「素晴らしい!。さらなる傑作を期待しています」という励ましのコメントを残したとのこと。蘭さんは今回制作したスマホについて「ごくごく初歩的なもの」として、今後改良を重ねていく予定であることを明かしたという。(編集・翻訳/川尻)
— 中国動画 (@RC00547555) February 24, 2025
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