韓国女優が親日派の祖父巡る騒動を謝罪「子孫として申し訳ない」=韓国ネットは擁護

Record Korea    2025年2月23日(日) 11時20分

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21日、韓国・文化日報は、女優のイ・ジア(46、本名キム・ジア)が祖父の金淳興(キム・スンフン)を巡る親日派論争について立場を明らかにした」と報じた写真はイ・ジア。

2025年2月21日、韓国・文化日報は、女優のイ・ジア(46、本名キム・ジア)が祖父の金淳興(キム・スンフン)を巡る親日派論争について立場を明らかにした」と報じた。

イ・ジアは所属事務所のBHエンターテインメントを通じ、「18歳で独立して以来、両親から金銭的支援を受けたことはない」「複雑な家庭環境のため親と縁を切って10年以上になり、論争となった家族の財産や訴訟など土地の所有権争いも全く知らず、関わっていない」と明らかにした。

祖父については記憶がないとし、「(祖父の)親日行為も全く知らずに育った。2011年にメディアの報道で知った」としている。事実かどうか調べるため民族問題研究所を何度も訪れるなどして関連資料などで勉強した結果、祖父の献納記録を確認したと説明している。その上で「当時の時代背景を考慮しても、そのような行為はどんな理由があれ正当化できない」と強く指摘。今回、論争の的となっている土地について「日帝時代に取得した財産なら国に返すべきだ」との考えを示した。

また、「祖父に関する歴史的な過ちを深く認識し、孫として心から謝罪する。今後も謙虚な姿勢で歴史の真実と向き合い、責任感を持って生きていく」と述べている。

イ・ジアの父親は金淳興が所有していた350億ウォン相当の土地を売却する際、兄や姉の印鑑を使って委任状を偽造したとという疑惑が浮上している。

親日人名辞典によると、金淳興は日帝強占期の1937年7月、国防献金として1億ウォンを鍾路警察署に献金するなどしたほか、反日運動に対抗するため「日鮮融和」のスローガンを掲げて結成された親日団体「同民会」の会員としても活動した。1944年4月に日本政府の紺綬褒章を受章している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「オーケー。立場はよく分かった」「たたくのはよそう。彼女は悪くない」「生まれてくる家は選べない。子孫に何の過ちがあろうか」「適切な対処ですっきりした」「正しい歴史認識をもった正しい俳優だと分かった以上、あおるような記事はもう出さないようにすべきだ」「イ・ジアは何も関与していない。親と縁を切るというのはたいへんなことだよ。そんな苦労があったとは。すばらしい人だ」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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