北京全域で緑化・彩化を推進、今年の森林率は45%に―中国

人民網日本語版    2025年2月20日(木) 21時30分

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北京市の森林率は45%に達し、林地・緑地の年間カーボンシンクは1000万トン以上に達する。写真は秋の北京。

北京は今年、ガーデンシティーの全面的な建設に取り組む。年間で約666.7ヘクタールの造林・緑化、200ヘクタールの公園・緑地、1000キロメートルの緑道を増やす計画だ。全市の森林率は45%に達し、林地・緑地の年間カーボンシンクは1000万トン以上に達する。中国新聞社が伝えた。

北京市園林緑化活動会議が19日に開かれ、北京市園林緑化局局長で首都緑化委員会弁公室室長の高大偉(ガオ・ダーウェイ)氏は、「北京は2024年に都市緑地を200ヘクタール増やし、500キロメートルの緑道を完成させた。20カ所のガーデンモデル街区を完成させ、100本の都市画廊を建設し、300基の立体交差橋緑化を行い、20カ所の公園のバリアフリー化を進めた。ガーデンシティーの雰囲気がより濃厚になり、公園・緑地500メートルサービス半径カバー率が91%に達した。24年末現在の北京市全域の公園総数は1100カ所に達し、その3分の2がシームレスな統合を実現。1000以上の公園を持つ都市として一層美しくなり、市民のグリーン福祉が持続的に向上した」と説明した。

北京グリーンエコスペースが持続的に拡大している。北京の24年の新規造林・緑化は約666.7ヘクタール。北京湿地生態系の気候変動への適応能力と炭素貯蔵機能が持続的に最適化されている。延慶区の北京野鴨湖国際重要湿地と密雲水鳥保護・生息地の回復プロジェクトが完了し、16カ所の微小湿地が新設・修復された。

北京は25年に全域緑化・彩化・立体化の推進を加速させ、市民が実感でき、楽しむことができ、アクセスでき、参加できる花園都市シーンを構築する。今年は公園・緑地を200ヘクタール増やし、都市レジャー公園を15カ所建設し、「小さく美しい」ポケットパークと微小緑地を50カ所構築し、10カ所の公園のバリアフリー化を実施する。

北京は豊富な生態資源を利用し、緑道により都市のグリーン開発を推進する。北京の緑道は今年さらに1000キロメートルを増やし、10本の森林歩道の建設を推進し、市民のエコツーリズムとアウトドアスポーツの目的地を構築する。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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