anomado 2025年2月18日(火) 18時0分
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中国の短編映画「銀幕の友」のメイキング映像が解禁された。(C)Bingchi Pictures
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中韓ボーイズグループUNIQのメンバーとして活躍し、俳優としても人気と実力が高く評価されるワン・イーボー(王一博)が、これまでのクールなイメージとは違うシャイな詩人を演じる短編映画「銀幕の友」が、2月21日からヒューマントラストシネマ有楽町、シネマート新宿、シネ・リーブル池袋、アップリンク吉祥寺ほかにて全国順次公開される。
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「銀幕の友」は中国最大規模のインディペンデント映画祭「西寧FIRST青年映画祭」と文化事業を積極的に支援するシャネルが映画における女性の多様な表現にスポットライトを当てた映画作りに取り組むコラボ企画「FIRST FRAME」から生まれた出会いと別れを描く短編映画。大きなスポーツ大会閉幕翌日の楽しかった思い出と寂しさに包まれた映画撮影所を舞台に、外国映画の上映会でお互いを意識する出会ったばかりの若い男女をワン・イーボーと高い演技力でハリウッド映画にも出演するジョウ・シュン(周迅)が演じている。
今回解禁されたメイキング映像で、チャン・ダーレイ(張大磊)監督は「映画を見るとき一番大切なのは、その瞬間の体験を他の誰かと共有しているという感覚です。今回、FIRST FRAMEの短編企画に挑むにあたり、観客を90年代に連れ戻したいと考えました。映画を見ることが共同体験だった時代です。映画1本分の時間を共にすることで、仲間意識を育むことができていました」と、本作でも重要な役割を担う映画体験についてコメントしている。
また、2022年にFIRST FRAMEの審査員を務めたワン・イーボーは、この企画を通じて「もっと多くの才能ある映画製作者が脚光を浴びることを願っています」と話し、ジョウ・シュンも「シャネルは世界中の女性映画監督や若手映画監督の支援も行っています。FIRST FRAMEはシャネルとのコラボ。この献身的な姿勢を継続し、より多くの映画監督が誠実で勇敢な表現を自由にできるようになることを願っています」と、大きな可能性を持つ同企画への感謝と期待を語った。
「たくさんの美しい思い出がよみがえってくるような気がする」とジョウ・シュンが話すように、本作のノスタルジックな世界観と優しいまなざしで描かれる物語にきっと心が温かくなるだろう。
【ストーリー】
1990年のアジア競技大会の終わりが近づくと、人々の熱気が静まっていく。チョウ(ジョウ・シュン)は一人で母親の面倒を見ながら、国営映画スタジオで受付兼チケット販売員として働いていた。ゴビ砂漠と遼寧省を訪れ、遠い地から帰ってきたリー(ワン・イーボー)は、理想的な希望で胸をいっぱいにしている。2人の出会いは風に揺れる枝葉のようであり、青い列車の詩は鼻唄と一緒に浮かび上がる。寒い夜、映画館は人々にとって港となる。
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