中国のSNS・小紅書（RED）にこのほど、「日本の地下鉄で見知らぬ人に…」との投稿があり、反響が寄せられている。

投稿者の女性はタイトルから続く本文で「ごちそうしてもらった！」と明かし、事の経緯を説明した。初めての日本旅行だという女性らは、大阪の地下鉄駅の自動販売機で飲み物を購入しようと、中国のクレジットカードを自販機に当てて試していたがうまくいかなかった。女性らは当時、現金の持ち合わせがなかったという。

すると、近くにいたカップルの男性が「何を飲みたいですか？（ごちそうします）」と声を掛けてきた。男性の彼女は男性を「とても愛おしそうな表情で見つめていた」という。女性らは遠慮して安めのものを選ぼうとしたものの、男性に促されてお茶とミルクティーをごちそうになったとのこと。

女性がアップした動画には、女性らが自販機に中国のクレジットカードを当てる様子や、こちらを振り返りながら去っていくカップルに女性らが中国語で「良い人」とつぶやく様子が映っている。

中国のネットユーザーからは「カップルは優しいね」「やっぱり大阪人は優しい」「あなたたちはどんな格好してたの？不憫（ふびん）に思われたのかもね（笑）」「（日本の）道で出会ってひと言ふた言会話したおじいさんからこれ（お菓子）もらったよ」「子どもと一緒に日本に行った時、女性に道を聞いた。親切にも道案内をしてくれた上、雨が降り出してきたら『お子さんがいるから』と持っていた傘を私にくれた。異国の地で温かさと感動を覚えた」「札幌でバスに乗った時にお年寄りが乗って来たので子どもに席を譲るように言った。お年寄りはありがとうとお礼を言って座った。しばらくしてお年寄りは子どもと握手してバイバイと言って降りていったが、しばらくしてそのお年寄りが子どもの手に500円玉を握らせていったことに気付いた」といったコメントが寄せられている。（翻訳・編集/北田）