「日本による中国侵略を記録した622枚の写真」、フランス人男性が北京に持参―香港メディア

Record China    2025年2月17日(月) 13時0分

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16日、香港メディア・香港01は、フランス人が第2次世界大戦中の日本の中国侵略に関する写真を中国に寄贈しようとしていることを報じた。

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2025年2月16日、香港メディア・香港01は、フランス人が第2次世界大戦中の日本の中国侵略に関する写真を中国に寄贈しようとしていることを報じた。

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記事は、フランス人のマルクスさんが21年、祖父のアルバムから第2次世界大戦における日本の中国侵略に関する写真を発見し、無償で中国に寄贈したいと考えていたことを紹介。中国メディアの報道として、今月15日にマルクスさんがフランスから北京に到着し、現地の友人と合流して中国側との接触を図っていることを伝えた。

記事によると、マルクスさんは中国武術の愛好者だという。発見したアルバムには、1930年代に上海で生活していた祖父の姿とともに「日本の中国侵略戦争における衝撃的な残虐行為を捉えた多数の写真も含まれていた」とのことで、整理作業の結果その枚数は622枚に上った。これらの写真には、日本軍による上海爆撃の様子、四行倉庫の戦闘、そして日本軍による民間人への残虐行為などが写っており、多くの写真の裏には、祖父が手書きで注釈を残していたそうだ。


マルクスさんは、必要があれば写真を提供し、中国国家文物局の鑑定作業にも積極的に協力する意向を示している。

この件について、中国のネットユーザーは「中国人民はマルクスさんを歓迎する」「SNSアカウントがあるならフォローしたい」「こういう正義の人がますます多くなることを望む」「しかし寄贈を行動に移す前に4年も時間がかかったのはなぜなのか」「来年の春節特別番組に出演してそうだな(旧日本軍の中国侵略の写真を中国側に提供した米国人男性が今年の春節番組にゲストで招かれたことから)」「600枚余りもあるのだから、その一部でも公開してほしい」といった感想を残している。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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