約1カ月の休業期間を経て1月末に復帰した中国の女優チャオ・ルースー（趙露思）が、14日に広告撮影に姿を見せた。

チャオ・ルースーは昨年12月下旬、ぐったりした様子で車いすに乗る姿を撮った写真がネットで拡散され、所属事務所が同月中旬から休業に入っていることを明らかに。1月1日にはチャオ・ルースー自身がSNSの微博（ウェイボー）で、数年前からメンタル面に不安を抱え、体調不良の自覚があったことを長文で明かした。その後、同25日に飲料メーカーのイベントに出席して活動を再開したが、早い復帰に心配の声が寄せられた。

チャオ・ルースーが14日、撮影スタジオに姿を見せ、広告撮影を行ったことが明らかに。撮影の様子を捉えた写真では、ピンクのドレス姿でスタッフと談笑する姿が写っており、明るい表情が見られる。しかし、現地でチャオ・ルースーを見た人々の間からは、疲れたような様子に見えたとの話も聞かれている。

チャオ・ルースーはポン・グアンイン（彭冠英）と共演のラブロマンスドラマ「恋人」の撮影中に体調不良となり、そのまま撮影が中断された。「恋人」はすでに全体の3分の2ほど撮り終えた状態とされるが、チャオ・ルースーの不調が続いた場合、急きょ脚本を変更し、現在撮り終えた映像をメインに編集する可能性もあるという。現在のところ撮影再開時期は未定だが、チャオ・ルースーは次回作に時代劇ドラマ「問朱丹」も報じられており、今後のスケジュールも注目される。（Mathilda）