韓国の文在寅前大統領、尹錫悦氏抜てき「つくづく後悔」=中国ネット「今さら…」

Record Korea    2025年2月11日(火) 20時40分

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韓国の文在寅前大統領が自らの政権時に現大統領の尹錫悦氏を検事総長に抜てきしたことを「つくづく後悔している」と吐露したことが中国でも報じられ、注目されている。写真はソウル。

韓国の文在寅(ムン・ジェイン)前大統領が10日付の韓国紙・ハンギョレとのインタビューで、自らの政権時に現大統領の尹錫悦(ユン・ソンニョル)氏を検事総長に抜てきしたことを「つくづく後悔している」と吐露したことが中国でも報じられ、注目されている。

中国メディアの環球時報が11日、ハンギョレの報道を引用して伝えたところによると、文氏は昨年12月3日夜、尹大統領の非常戒厳発表のニュースを聞いて「最初は信じられず、フェイクニュースかとまで思った。野党を反国家勢力だとして一挙に撲滅するという話を聞いて、尹大統領の妄想の病は深いと思った」と述べた。尹大統領が弾劾裁判で内乱容疑を否定する姿については、「何とか延命しようとする態度があまりにも醜く、(見ているうちに)悲しくなった。今からでも責任を認め、国を早く安定させることに協力するのが大統領に残された道理だ」と語った。

ソウル中央地検長だった尹氏を検事総長に抜てきした過程については、「賛否両論あった。反対意見は少数だったが、尹氏を近くで見てきた人たちの意見だったため、かなり悩んだ」とし、「最終候補2人のうち1人は検察改革に反対していたが、尹氏は支持すると述べた。当時、私とチョ・グク民情首席が検察改革にあまりにもこだわっていたというか、それで尹氏を選んだのだが、その瞬間が悔やんでも悔やみきれない」と語った。

文氏は尹大統領当選後、「あんな人たちに政権を渡したのかという虚しさが非常に大きかった。その上、戒厳・弾劾事態が起きたので、国民に申し訳ない気持ちで眠れないほどだった」と語った。さらに「尹大統領が誕生するきっかけになったのは、検事総長の任命だが、さらに残念なのは、先の大統領選挙での敗北だ」とし、「総体的に尹錫悦政権を誕生させたことについては、文在寅政権の人たちもその責任を免れることはできないだろうし、もちろん私に最も大きな責任がある。国民に申し訳ない」とも語った。

この報道について、中国のSNS上では「今さら後悔しても遅い」「尹氏を検事総長に抜てきしたのは文氏だけど、大統領に選んだのは国民でしょ」「世の中には後悔を癒す薬はない」などのコメントが寄せられた。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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