女子児童殺害の韓国の女性教師、4日前にも同僚教師の腕を折るトラブル=韓国ネット「防げた事件」

Record Korea    2025年2月12日(水) 14時20分

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11日、韓国・文化日報によると、女性教師が女子児童を刃物で刺し殺害し、自殺を図るという事件が起きた。この教師は4日前にも同僚の教師に対し暴力的な行動を取っていたという。資料写真。

2025年2月11日、韓国・文化日報によると、韓国・大田(テジョン)の小学校で10日、40代の女性教師が女子児童を刃物で刺し殺害し、自殺を図る事件が起きた。この教師は4日前にも同僚の教師に対し暴力的な行動を取っていたという。

大田市教育庁と警察によると、この教師は6日、同僚の腕を折るなどして暴れた。同僚は、教師がうずくまっているのを見て「何かあったのか」と声を掛けたところだった。教師は精神的な問題から休職し、昨年12月に復職していた。学校はまた休職するよう教師に強く勧めていたという。

学校側は大田市教育庁に、問題対策の必要性を訴えたが、教育庁は「同じ疾患で再度、休職することは不可能」だとの立場のため受け入れられなかったという。この事件を受け、被害児童の遺族は学校と教育当局を強く批判している。

この教師は10日午後6時ごろ、大田市西区内のある小学校の視聴覚室で女子児童を刃物で刺し、自分も自殺を図った。女子児童は午後4時40分まで学校内で学童保育を受けていたことが分かっている。その後美術教室に行くはずだったが、教室から両親に「来ていない」と連絡が入り、両親が午後5時18分ごろ、警察に届けた。学校側も午後5時50分ごろ、視聴覚室に人が閉じ込められていると警察に通報した。駆け付けた警察官と女子児童の祖母が、視聴覚室内に倒れている2人を発見。女子児童はすでに心肺停止の状態だったとされている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「同僚教師の腕を折ったなんて、すでに正気ではなかったはず。そんな人間を学校に来させていたのか。十分に防げた事件だ」「両親はすぐに警察に届けているし、学校の対応もこれなら遅くはないと思う。問題のある教師に授業をやらせていた教育庁が問題だ」「うつ病で人に危害を加えることはないと思う。冷静に真相を究明すべきだ」「同じ疾患では休職できないという法を見直すべき。病気の再発はありえるのに、なぜ禁じるんだ?」「小学生の女の子が、どんなに恐ろしい思いをしただろう。考えるだけで胸が痛む。どうかお空では苦しまずに過ごしてほしい」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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