サムスンが半導体売上高で台湾TSMCにまた負ける、差も拡大=韓国ネット「東芝のように…」

Record Korea    2025年2月11日(火) 12時30分

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サムスンの半導体事業部の売り上げがファウンドリ世界トップの台湾TSMCに2四半期連続で負けた。

2025年2月9日、韓国・MBCニュースは「サムスン電子の半導体事業部の売り上げがファウンドリ(半導体受託生産)世界トップの台湾TSMCに2四半期連続で負けた」と伝えた。

業界によると、サムスン電子で半導体事業を担うデバイスソリューション(DS)部門の昨年10~12月期の売上高は30兆1000億ウォン(約3兆1549億円)、営業利益は2兆9000億ウォンだった。営業利益は予想より振るわなかったが、売上高は主力のメモリが高付加価値製品の販売拡大に後押しされ、10~12月期としては過去最大値となった。

しかし、AIブームで需要が急増している広帯域メモリー(HBM)で主導権を手放し、AI半導体生態系をけん引する米NVIDIAのサプライチェーン(供給網)にはいまだ合流できずにいる。そのためサムスン電子は、NVIDIAのAIチップ生産を事実上、独占しているTSMCの売上高に追い付くことができないままだと、記事は説明している。

TSMCの昨年10~12月期の売上高は8684億6000万台湾ドル(約4兆272億円)で、四半期別では過去最高を記録した。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「李在鎔(イ・ジェヨン会長)は商才がないな」「財閥の子供たちはなぜ経営のプロを起用せず自分たちの石頭で会社経営するのか」「3代目で会社を滅ぼすか。世襲の悪い結果だ」「李在鎔が監獄の中にいた方がサムスンは調子がいいみたいだ」「誰がサムスンをここまで駄目にしたのか、まず分析してみるべきだと思う。社運を懸けて革新し技術開発に総力を上げなければ、東芝のような未来が待っている」といった意見が寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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