新入生がいない…韓国の小学校170校が入学式実施せず=韓国ネット「子を産みたい環境づくりを」

Record Korea    2025年2月12日(水) 0時30分

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10日、韓国・世界日報は「今年、新入生がおらず入学式を行わない小学校が全国で170校に上る見通しだ」と伝えた。

2025年2月10日、韓国・世界日報は「今年、新入生がおらず入学式を行わない小学校が全国で170校に上る見通しだ」と伝えた。

慶尚北道を除く全国16の市・道教育庁の「2025学年度小学校学級編成結果(案)」によると、入学予定者が1人もいない学校(分校含む)は143校と集計された。慶尚北道は「数が多い」として公開を拒否したが、前年度(27校)と同水準とみられる。27校と仮定すると、新入生のいない小学校は全国170校ということになる。前年度の157校より増加した。

前年度に新入生がいなかった小学校の一部は廃校になっており、状況はさらに悪化していると言える。ただ、教育部関係者は「引っ越しなどで学校が変わるケースもあり、最終的な新入生の数は一部変動がありえる」と説明しているという。

次年度に入学する19年出生児(30万3000人)は、25年度に入学する18年出生児(32万7000人)を下回っている。その後も年々、出生児の数は数万人ずつ減少しており、今後数年間は毎年、新入生も数万人ずつ減っていくことになる。小学校新入生は24年度に初めて30万人台まで減少した。27年度には20万人台に落ち込む見通しだ。廃校になる小学校も年々増えている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「住宅価格を考えてごらんよ。子供を産みたいと思うか?」「子を産んだらお金をあげる、ではなくて、子を産みたいと思える環境をつくってほしい」「マンション団地を造成するごとに小学校を建ててたのが問題だ」「小学校がいっぱいありすぎ。これからどうするんだよ」「学校を統廃合して教師の配置も見直す必要がある。暇な教師はいっそ育児サポート人材にしてはどうか」「学校を減らし、教師も減らすべき。血税の無駄遣いだ」などの声が寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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