中国で花火・爆竹が原因の事故相次ぐ、裁判所が判例紹介し注意喚起ー中国メディア

Record China    2025年2月10日(月) 13時20分

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中国メディアによると、中国では2023年以降、禁止されていた春節(旧正月)の風物詩の花火や爆竹を緩和する動きが各地で広がっている一方で、それらが原因の事故が相次いでいる。

中国メディアによると、中国では2023年以降、禁止されていた春節(旧正月)の風物詩の花火や爆竹を緩和する動きが各地で広がっている一方で、それらが原因の事故が相次いでいる。

広東省広州市荔湾区の人民法院は、今年の春節(1月29日)を前に、未成年者が鳴らした爆竹が原因で他人の車が全損した事件の判例を紹介し、注意を促した。

それによると、小明(仮名)が路上で回転式爆竹を鳴らし、両親が適切な監督を怠ったため、爆竹が道路脇に駐車していた車のフロントバンパーグリルに直撃し、車は燃えて最終的に廃車になった。

車の所有者が車両保険に入っていたため、保険会社は15万元(約315万円)を支払った上で、小明とその両親に15万元の損害を賠償するよう求める訴えを裁判所に起こした。

広東省広州市荔湾区の人民法院は、小明が当時14歳で、自らの行為によってもたらされる悪い結果について一定の判断能力を有しており、車のそばで爆竹を鳴らして火災を引き起こした行為には過失があるとした上で、未成年者は制限民事行為能力者であるため、賠償責任は小明の監護人である両親が負うべきだとし、小明とその両親に対し、保険会社に賠償金として15万元を支払うよう命じた。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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