Record China 2014年9月28日(日) 14時29分
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25日、収賄の容疑で起訴された中国国家発展改革委員会元副主任で国家エネルギー局元局長の劉鉄男被告が、法廷で涙を浮かべながら反省の言葉を繰り返した。写真は劉鉄男。
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2014年9月25日、収賄の容疑で起訴された中国国家発展改革委員会(発改委)の元副主任で国家エネルギー局元局長の劉鉄男(リウ・ティエナン)被告が、自身の公判が開かれている法廷で涙を浮かべながら反省の言葉を繰り返した。26日付で中国広播網が伝えた。以下はその概要。
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堕落した大物高官と呼ばれている劉被告は25日の公判で、「尋問されるたびに、魂がむち打たれるようだ」「あの世にいる父親に会わせる顔がない」「時間を巻き戻すことができれば」「これが私なのか?なぜこれほどまでに堕落してしまったのか!」と発言。涙をこぼし、感情たっぷりに反省の言葉を繰り返す劉被告だが、実は自身の罪状を認めながらも処罰の軽減を訴える意見書を裁判所に提出しているのだ。
1年前、少なくとも3人以上の愛人を囲い、巨額のワイロを受け取ったとの告発を受けた劉被告は、当時手中に収めていた国家エネルギー局の組織を使い、「告発は根拠のないデマ」だと主張。さらにネットワーク管理部と公安部を動かして、告発に対し「法的手段に訴える」姿勢を示した。
現在、劉被告の数々の罪状は明らかになった。だが、同被告はこれまでの自身の実績を強調して、すべての罪を「権力と環境のせいだ」と訴えている。万が一、彼の主張が受け入れられるのであれば、法律は国民の信頼を失ってしまうだろう。劉被告が法廷で見せた演技のように、法律が幼稚でバカげたものでないことを切に願っている。(翻訳・編集/本郷)
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