台湾人女優が日本で死去、元感染症医師が「インフル軽視してはいけない」と注意喚起―台湾メディア

Record China    2025年2月3日(月) 18時0分

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台湾の女優で「大S」の愛称で親しまれたバービィー・スーさんが日本で死去したことを受け、元感染症科医師で「日本旅行の達人」とも呼ばれる林氏璧氏が注意喚起した。

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台湾の女優で「大S」の愛称で親しまれたバービィー・スー(徐熙媛)さん(48)が日本でインフルエンザによる肺炎を発症して死去したことを受け、元台大感染症科医師で「日本旅行の達人」とも呼ばれる林氏璧(リン・シービー)氏が注意喚起した。

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台湾メディアによると、林氏は自身が司会を務めるインターネット番組「NOW生活攻略」で、「日本国立感染症研究所のデータでは、日本のインフルエンザのピークはすでに過ぎているものの、旧正月の期間に日本を訪れた人は依然として注意が必要」と指摘。「帰国後4日以内はインフルエンザの潜伏期間にあたるため、4日を過ぎて初めて日本で感染していなかったことが確認できる」と述べた。

また、「インフルエンザをただの風邪と軽視してはいけない。感染力が強く、合併症を引き起こす可能性がある」としたほか、番組ゲストの黄建賢(ホアン・ジエンシエン)医師と共にインフルエンザワクチンは毎年、年齢を問わずすべての人が接種すべきと強調。「インフルエンザワクチンには集団免疫の効果がある。ウイルスを家庭に持ち帰る可能性があるため、高齢者や子どもを守る観点からも、働き盛りの世代も接種すべき」とした。

大Sことバービィー・スーさん

さらに、「インフルエンザの致死率は全体で約0.1%とされるが、特に65歳以上の高齢者、乳幼児、妊婦、基礎疾患を持つ人は重症化リスクが高い」とし、亡くなったバービィー・スーさんについては「48歳とまだ若く、何か慢性疾患などのリスク要因があったかどうかは不明だ」と言及した。このほか、海外旅行中に緊急医療が必要になる事態は最も避けたいものだとし、海外旅行保険に加入しておくことを強く勧めた。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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