Record China 2025年2月2日(日) 17時0分
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台湾メディアの中時新聞網は1月31日付で、台湾立法院の羅智強委員が日本の神戸から京都まで3日間をかけて歩いた状況を紹介した。写真は羅委員のフェイスブックより。
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台湾立法院の羅智強委員が日本の神戸から京都まで3日間をかけて歩き通した。
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立法院は台湾の議会組織で、その委員は国会議員に相当する。羅委員は1970年生まれで現在は54歳。国民党所属で2018年には台北市議員選挙で最多得票数で当選。24年には立法院委員選挙に出馬して当選した。
立法院委員として激務をこなしてきた。1期目だということもあり力もこもり、議会での質問や、その他の政治活動になおさら力が入った。立法院の改革という難しい問題に直面した際には、立法院の門の外で6晩にわたって「夜の見張り」をしたこともあった。一方で、体調は万全とは言えなかった。風邪をひいてもなかなか治らず、治ったと思ってもすぐに再発することを繰り返した。「病気か、病気でなくても病気になる寸前」の状態が続いた。羅委員はそれでも、懸命に働いた。羅委員は政治家として「耐久力がある」ことを自らの強みとしていた。
しかし、それでも体調については不安だった。重い病気になってしまえば、国民や国に対してしっかり奉仕できなくなってしまうからだ。羅委員はそこで、「毎日1万歩」を自分に課した。始めたのは24年10月17日で、すでに100日以上続けた。この「毎日1万歩プロジェクト」を開始してからは、病気らしい病気をしなくなったという。
羅委員はさらに、春節(旧正月、25年は1月29日)の連休期に、日本の神戸から京都まで、5日間をかけて歩く計画を立てた。歩き始めたのは1月28日だった。1月29日早朝には、前日の28日には神戸から4万2000歩を歩いて大阪に到着したとフェイズブックを通じて報告した。29日夜には、午前6時に出発して、前日以上の4万4528歩を歩いて、高槻に到着したと報告し、当初は5日間をかける予定だったが、翌日には京都にたどりつけそうな状況になったと説明した。
そして1月31日夜には「京都に到着しました 4万7403歩です」と投稿した。羅委員は神戸から京都までを、3日間をかけて13万3931歩で踏破した。羅委員は路上に大の字になって横たわる写真も投稿し、「寝そべると本当に気持ちいがいいです。足が自分の足ではないみたいです。疲れ果てました。でも、とっても充実しています」などと書き添えた。
羅委員の、目標よりも短い日数で、神戸から京都まで歩き切ったことを紹介する投稿には、「すごい」「がんばれ、鉄人」「強い人だ」などの称賛や、驚きを示すコメントが寄せられた。(翻訳・編集/如月隼人)
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2025/1/31
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