春節映画初日興収トップの「哪吒2」、キャラクターデザインが観客を「征服」ー中国メディア

Record China    2025年1月31日(金) 23時0分

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中国で29日の春節(旧正月)に合わせて公開された映画の初日興行収入ランキングが発表され、国産アニメ映画「哪吒之魔童鬧海」が4億8600万元(約102億円)でトップとなった。

中国メディアによると、中国で29日の春節(旧正月)に合わせて公開された映画の初日興行収入ランキングが発表され、国産アニメ映画「哪吒之魔童鬧海」(哪吒2)が4億8600万元(約102億円)でトップとなった。

「哪吒之魔童鬧海」は、2019年に空前の大ヒットを記録した「哪吒之魔童降世」の5年半ぶりとなる続編だ。同シリーズは「西遊記」や「封神演義」などの神怪小説に登場する反逆児の哪吒(なた)を主人公に描くCGファンタジー大作。哪吒は托塔天王(李靖)の三男の少年戦神で、中国では誰もが知る人気キャラクターだ。今作は、前作で描かれた天地を覆す大災難「天劫」の後の世界を舞台に、仙人の太乙真人によって肉体を蘇生された哪吒と東海竜王(敖光)の子である敖丙(ごうへい)の新しい運命を描く。

中国メディアの紅星新聞は30日、今作について、東海竜王、南海竜王(敖欽)、西海竜王(敖閏)、北海竜王(敖順)の「四海竜王」など魅力的な新キャラクターが人々の話題をさらっていると紹介し、デザインを担当した申威(シェン・ウェイ)氏のインタビューを掲載した。

申氏によると、キャラクターデザインは「綿密かつ慎重な作業」であり、「継続的なひっくり返しと再構築のプロセス」や「何十回、何百回もの修正」を経た上で完成する。監督の餃子(ジャオズ)氏からは「失敗してもいいから、制限を打ち破って大胆に挑戦してほしい」と声をかけられ、「これほど大きな空間と舞台で自分のやりたいようにさせてくれる監督にようやく出会えた」と興奮したという。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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