米国の動物園で中国のパンダが一般公開

CRI online    2025年1月27日(月) 13時50分

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中国から米国に貸与されたジャイアントパンダ「バオリー」と「チンバオ」が米国東部時間24日の午前、ワシントンのスミソニアン国立動物園で一般公開されました。写真はチンバオ。

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中国から米国に貸与されたジャイアントパンダ「宝力(バオリー)」と「青宝(チンバオ)」が米国東部時間24日の午前、ワシントンのスミソニアン国立動物園で一般公開されました。米国公共ラジオ放送(NPR)の報道によれば、2頭のパンダは昨年10月に中国から米国のワシントンに運ばれ、検疫と隔離、動物園会員向けの短期公開の後、パンダ館および、オンラインカメラでの一般公開が始まったものです。

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今回の公開で、同動物園が2023年11月に「美香(メイシャン)」、添添(ティエンティエン)」と、その2頭の間に生まれた「小奇跡(シャオチージー)」を中国に帰国させた後、1年余りを経て再びパンダがワシントンの住民に姿を見せたことになります。宝力の母親である「宝宝(バオバオ)」は同動物園で生まれ、宝力の祖父添添と祖母美香は2000年から2023年まで同動物園で暮らしていました。NPRの報道によると、宝力と青宝は2034年までワシントンに滞在します。このほか、パンダの「雲川(ユンチュアン)」と「鑫宝(シンバオ)」も昨年、米国のサンディエゴ動物園に到着しています。サンディエゴ動物園は米国で初めて中国とパンダの協力研究を行った動物園です。また、サンフランシスコ動物園でも、年内に2頭のパンダを迎える見込みです。NPRは、「パンダ外交は中国にとって野生動物を保護する手段であると同時に、親善を深め、他の国との外交関係を強化し、ソフトパワーを充実させる意味を持っている」と報道しています。

バオリー

スミソニアン国立動物園のブランディ·スミス園長は24日、「ここ50年、ワシントンにとって、パンダはなくてはならない存在となっている。宝力と青宝はわれわれの心をつかんでいる。パンダファンたちがこの動物園に戻ってくることをうれしく思う。ここは米国で唯一、無料でパンダを鑑賞できる場所である。われわれのパンダ飼育と保護の新たなページが開かれることを祝う」と話しました。(提供/CRI

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