中国のZ世代にゴールドステッカーが人気、消費の新トレンドに

CRI online    2025年1月20日(月) 11時30分

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中国のZ世代にゴールドステッカーが人気となっている。

中国では近年、若者の金製品への情熱が次第に爆発しています。「痛(いた)車」「痛バッグ」に続き、すべての物をイタく変えられる若者が今度はゴールドで「痛スマホ」を作り出しました。値段が高くなく、デザインが新しいゴールドステッカーが流行しています。

最近、超軽量のゴールドステッカーが若者の間で急速に人気を集めています。重さは0.01~0.2グラムがほとんどで、価格は20~30元(約400~600円)から100元(約2000円)以上で、デザインが若者の好みに合っており、吉祥を意味する「財神爺(財を招く神様)」や招き猫もあれば、有名キャラクターのコラボモデルもあります。

あるショッピングプラットフォームのデータによると、過去1年間に少なくとも20万人の若者がゴールドステッカーを購入し、主な消費者は25~30歳の女性でした。

SNSでもゴールドステッカーが好きな若者が多く見られます。「ゴールドステッカーをどう貼れば見栄えが良いか」という話題の投稿数は20万件を超えており、この新たな流行の盛り上がりを示しています。

各大手宝飾店は次々とゴールドステッカーを発売しており、オンラインでの販売が人気のほか、実店舗も流行に追随して次々とゴールドステッカーを販売しています。ベーシックなデザインのほか、コラボモデルも人気です。

ゴールドステッカーは伝統的なアクセサリーに比べてコストパフォーマンスが非常に高く、若者の消費習慣に合っています。しかし、価格を細かく計算した人もいます。ゴールドステッカー1枚の価格は安いですが、1グラムの価格に換算すると、1000~2000元(約2万~4万円)もすることもあります。

20歳の李さんは周生生(香港の有名な宝飾店)のオンライン旗艦店でハローキティ50周年記念モデルのゴールドステッカーを購入しました。重量は0.2グラム、価格は580元(約1万1600円)でした。しかし、1グラムに換算すると、なんと2900元(約5万8000円)に達しました。

あるネットユーザーは「このような計算を知って胸が痛んだ」と嘆きました。しかし、多くの女性ネットユーザーは「たとえそうであっても、かわいいからやはり買いたくなる」とコメントしました。

業界関係者は、ゴールドステッカーが今年急速に人気を博したのは、価格のハードルが低く若者に受け入れられやすいことと、装飾機能を満たすと同時に一定の社会的属性を持つためと分析しています。(提供/CRI

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