エレベーターとロープウェイで登校する雲南省の大峡谷の子供たち―中国

人民網日本語版    2025年1月17日(金) 15時20分

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雲南省の大峡谷の子供はエレベーターとロープウェイで登校している。

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雲南省の尼珠河村の小学生9人は尼珠河大峡谷の谷底からエレベーターに乗り、3分もたたないうちに268メートル上のロープウェイ乗り場に到着。ロープウェイに乗り換えて5-6分で峡谷の上にある官寨小学校に到着した。家から学校までにかかった時間は30分ほどだった。人民日報が伝えた。

尼珠河大峡谷は雲南省と貴州省の境界にある。尼珠河村の小学生が通う雲南省宣威市普利郷の官寨小学校は峡谷の上にあり、標高は1650メートル。一方、尼珠河村は峡谷の谷間にあり、その標高は1100メートル。小学校との標高差は550メートルもある。以前、この村の子供たちは学校に行くために、3~4時間かけて山を登ったり、絶壁を登ったり、川を渡ったりしなければならなかった。


宣威市は2017年、尼珠河大峡谷観光プロジェクトを始動し、絶壁にエレベーターを建設した。2022年に景勝地が完成し、尼珠河村と付近の村民は無料でエレベーターを利用できるようになった。同年10月には、高さ268メートルのエレベーターと標高差約200メートルのロープウェイが完成し、子供たちはエレベーターとロープウェイを使って通学できるようになった。(提供/人民網日本語版・編集/KN)


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