中国人のイメージ回復活動、今週末に渋谷で再び=アップルストアの騒動を受け在日華人が呼びかけ

Record China    2014年9月25日(木) 17時22分

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25日、中国人のイメージアップを目的とした在日華人によるごみ拾い活動が、今月27日に再び行われる。

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2014年9月25日、「iPhone 6」と「iPhone 6 Plus」を買い求めようと、日本各地のアップルストアに中国人が詰めかけたが、騒ぎを起こすなど、中国人全体のイメージ悪化を招いた。この事態に在日中国人の胡佳[王奇](ホー・ジアチー)氏は中国人のイメージアップを図るため、19日〜20日にかけ、渋谷のアップルストアでごみ拾い活動を実施。さらに今月27日にもごみ拾い活動を行うと明らかにしている。

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今月19日、東京では中国人への転売目的で新製品を手にしようとする人が多数見られ、大阪のアップルストアでは中国人とみられる客ら数十人が入店待ちの長い行列に割り込み、品切れに腹を立てて店内で暴れて警察が出動するなど、大きな騒ぎとなった。

ごみ拾い活動の発起人である胡氏は、吉林省吉林市に生まれ、現在埼玉に住んでいる27歳のフリーカメラマン。来日9年の彼は、騒動が起きた19日の夜にミニブログでごみ拾い参加を呼びかけた。急な活動に参加者は胡氏を含め2人だけだったが、多くの支持を得た。さらに、中国メディアも彼の活動を取り上げなど、反響を呼んでいる。

胡氏は19日のごみ拾い活動後、「私の活動は、在日中国人にとって義務ではないが、責任を果たすためと考えている。今後も同様の活動を行っていきたい」と話したが、言葉通り、再びごみ拾い活動の参加を呼び掛けている。

今回は27日の午後2〜4時を予定しており、ごみ袋や手袋、清掃用具を持参の上、渋谷駅のハチ公前に集合し、周辺でごみ拾い活動を実施する。胡氏の呼びかけにすでに10数人の参加が決まっており、中には日本人も含まれているという。同活動に関して胡氏は、「私の行動に支持や励ましのメッセージを送ってくれた人に感謝する。これらの声を聞き、私は自分の行動が間違っておらず、継続すべきだと確信した。ネットでは、『勇気ある行動』と評価してくれる声がある。私の行動で中国人を誤解している日本人の考えを改められるのなら、たとえそれが1人だとしても十分に価値ある行動だと考えている」と語っている。(取材・編集/内山)

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