日本の踏切で電車にはねられた中国人女性、遺族が情報提供求める

Record China    2025年1月13日(月) 12時0分

拡大

12日、新浪熱点は兵庫県神戸市で中国人観光客2人が踏切内で電車にはねられて死亡した事故について、遺族が現場の監視カメラ映像の確認を求めていることを報じた。資料写真。

2025年1月12日、新浪熱点は兵庫県神戸市で中国人観光客2人が踏切内で電車にはねられて死亡した事故について、遺族が現場の監視カメラ映像の確認を求めていることを報じた。

記事は、兵庫県神戸市垂水区にある踏切で9日午後、中国人女性観光客2人が電車にはねられる事故が発生し、1人が即死、もう1人も搬送先の病院で死亡したと紹介。入国時に採取した指紋と照合した結果2人の身元が確認され、当局が家族と連絡を取っていると伝えた。

その上で、死亡した女性の姉を自称するネットユーザーがSNS上で「妹は大学院試験に合格したばかりで、初めての海外旅行だった。親友と一緒に日本に行き、最も受け入れがたい事が起きてしまった。大使館や中国国内の警察署から連絡があったが、今なお受け入れられない」と心境を吐露した上で、「現場の監視カメラ映像や状況を知りたい。日本にいる留学生や中国人の皆さん、現場の救援状況を写した画像などの情報があれば提供してください」と助けを求めたと紹介した。

報道によると、事故について警察は踏切の先にある信号機つきの横断歩道を渡ろうとしたところ遮断器が下り、誤って踏切の中で待機していたところを電車にはねられたとの見解を示している。また、鉄道会社は今回の事故現場で09年以降4回事故が発生し、1人が死亡していたことを明らかにした。

この事故について中国のネットユーザーはさまざまな意見を残している。一部のユーザーは「この道路設計は明らかに問題がある。慣れない異国の地での旅行は特に注意が必要だ」「道路に問題はあるが、国境を越えて責任を追求するのは困難だろう」「待機場所が小さすぎる。電車が見えた時にはもう間に合わなかったんだろうな」など、事故現場の道路や踏切の設計に問題があると指摘し、日本側に賠償を求めるべきだと主張するユーザーも見られた。

一方で「電車が接近すれば大きな音がするだろうに、どうして気づかなかったのか」「日本の踏切は大きな警報音がなるし、遮断器が下りる。憶測で言いたくはないが、無理やり渡ろうとしたり、踏切内に立ち入って撮影したりしない限りははねられないと思う」「はねられるような場所に立っていること自体理解に苦しむ。スマートフォンに夢中になっていたのではないか」など、女性側にも落ち度があった可能性に言及するコメントも寄せられた。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携