CRI online 2025年1月13日(月) 5時0分
拡大
世界初の300メガワット級圧縮空気エネルギー貯蔵発電所「能儲1号」がフル出力で発電を開始しました。
エネルギー開発の国有企業、中国能建(エネルギー・チャイナ)が9日明らかにしたところによりますと、世界初の300メガワット級圧縮空気エネルギー貯蔵発電所「能儲1号」が、フル出力で発電を開始しました。同発電所が有する多くの技術が技術の空白を埋め、大規模な新型エネルギー貯蔵技術の商業化応用に技術的支援を提供しています。
湖北省孝感市応城にある「能儲1号」プロジェクトは、年間発電量が約5億キロワット時で、中小都市住民の1年間の生活用電気需要を満たすことができます。圧縮空気エネルギー貯蔵発電所は、電力網の負荷が低い時間帯に余剰電力を利用して空気を圧縮し、高圧密封施設内に貯蔵し、電力使用のピーク時に放出して発電するものです。同プロジェクトは、現地で廃棄された地下の塩坑を利用して、グリーンで高効率の300メガワット級圧縮空気エネルギー貯蔵プロジェクトを実現しました。エネルギー貯蔵容量は1500メガワット時、変換効率は約70%で、単一発電ユニットの出力、エネルギー貯蔵規模、変換効率などで多くの世界記録を作りました。
同プロジェクトについて中国能建の宋海良董事長は、「『能儲1号』は大出力、高容量、グリーンで、しかも信頼性が高く安全であるなどの特徴があり、新たな道筋を開拓し、ネックとなっていた技術問題を解決した」と評価しました。(提供/CRI)
この記事のコメントを見る
Record Korea
2025/1/10
Record ASEAN
Record China
2025/1/9
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る