anomado 2025年1月14日(火) 0時50分
拡大
台湾メディアのBEAUTYは業界関係者が選んだ24年の中国人気ドラマ10作を紹介した。写真は「九重紫」。
(1 / 11 枚)
台湾のエンタメ・美容サイトのBEAUTY(美人圏)はこのほど、業界関係者50人を対象とした搜狐(SOHU)のアンケート調査を基に「2024年に本当にバズった中国ドラマ作品」TOP10を紹介した。
【その他の写真】
10位はヤン・ズー(楊紫)とチャン・ワンイー(張晩意)主演の「長相思」シーズン2で、記事は「ヤン・ズーは近年の出演作の『国色芳華』や『沈香の夢:前編~蓮の花芳る時~』などが配信開始と共にバズっているが、『長相思』はそこまでのヒットにはならなかったようだ。新しい規定のため、23年にシーズン1、24年にシーズン2と分けて配信しなければならなくなり、視聴者の熱が冷めてしまい、口コミも想定したほどの高評価にならなかったが、配信期間中には高い頻度で討論が交わされ、多くの視聴者を同作ロスに追い込んだ」と紹介した。
9位はチャオ・リーイン(趙麗穎)とケニー・リン(林更新)主演の「与鳳行」で、記事は「24年は多くの時代劇ドラマが口コミや配信回数の伸び悩みに遭う中、『与鳳行』は視聴率女王のチャオ・リーインのおかげで、その心配はなかった。同作は最終的に31億回の総再生回数を獲得し、映画・ドラマ情報サイトの豆瓣(douban)で7.2ポイントという高得点を記録した」と紹介した。
8位はユー・ホーウェイ(于和偉)とフー・ダーロン(富大龍)主演の「我是刑警」で、記事は「24年末に「九重紫」や「猟罪図鑑~見えない肖像画~」シーズン2などの人気作と配信時期が重なったにもかかわらず、総再生回数や口コミで負けず劣らずの成果を獲得し、視聴者がしらけるようなシーンはなく、緊迫感があり、事件の一つ一つが絡み合って、ダラダラした点がない。しかも中国で実際に起こった事件をベースにしており、描写がリアルだった。豆瓣では7.6ポイントを記録した」と紹介した。
7位はモン・ズーイー(孟子義)とリー・ユンルイ(李昀鋭)主演の時代劇「九重紫」で、記事は「同作は見事なダークホース作品だった。転生と名家の闘争を題材とし、プロットが『墨雨雲間』と少し似ているが、『九重紫』の方はテンポがゆっくりで、前世と現在のエコーもあり、見る人の目を変えさせるクオリティーを持っている。監督は撮影がうますぎる。シナリオもいい。主役2人のカップル感も十分だ。豆瓣では最終的に7.6ポイントの高得点を獲得した」と紹介した。
6位はユー・シューシン(虞書欣)とディン・ユーシー(丁禹兮)主演の「永夜星河」で、記事は「チャオ・ルースー(趙露思)主演の『珠簾玉幕』と競合したユー・シューシンの『永夜星河』は、豆瓣で7.7ポイントを獲得するなど、『珠簾玉幕』よりも高い評価を得た。『永夜星河』は小説の世界に吸い込まれたヒロインと冷酷非道な主人公との間で繰り広げられるドタバタコメディーで、キャスティングの選択もハマっている。ユー・シューシンはいたずら好きなヒロインを演じるのが上手で、ディン・ユーシーとのカップル感の強さもあって、作品をますます面白くした」と紹介した。
5位はウー・ジンイエン(呉謹言)とワン・シンユエ(王星越)主演の「墨雨雲間」で、記事は「ウー・ジンイエンは『瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~』でブレーク後、『コウラン伝 始皇帝の母』や『尚食(しょうしょく)~美味なる恋は紫禁城で~』などの時代劇で予想されたほどの人気を得られず、『墨雨雲間』は配信前にあまり期待されていなかった。配信開始後にその予想を覆し、累積再生回数が26億回を突破。24年度の再生回数年間ランキングで3位を獲得した」と紹介した。
4位はイエン・ニー(閆妮)とリー・グアンジエ(李光潔)主演の「小巷人家」で、記事は「『永夜星河』や『珠簾玉幕』と競合した『小巷人家』は、豆瓣で8.3ポイントの高得点を獲得するほど視聴者に愛され、競合した2作に負けず劣らずの成績を残した。一見暗く重い雰囲気のドラマかと思わせたが、真逆のコメディーで、温かみのある細かい情感の描写がリアルだった」と紹介した。
3位はフー・ゴー(胡歌)とマー・イーリー(馬伊琍)主演の「繁花」で、記事は「ウォン・カーウァイ(王家衛)が総監督を務めた同作は、シン・ジーレイ(辛芷蕾)やティファニー・タン(唐嫣)など豪華なキャスティングで配信開始から激アツな注目を浴びた。豆瓣では8.7ポイントの高得点を獲得し、多くの主要なドラマアワードの勲章を総なめにした」と紹介した。
2位はリウ・イーフェイ(劉亦菲)とトン・ダーウェイ(佟大為)主演の「玫瑰的故事」で、記事は「リウ・イーフェイは『玫瑰的故事』『夢華録』『去有風的地方』とほとんどの主演作で成功を勝ち取った。『玫瑰的故事』は洗練されたクオリティーを放つ数少ない現代劇の一つだ。ドラマは起伏に富み、名せりふも多く、あらゆるクズ男への感情は視聴者に共感を抱かせた。同作の成功により、リウ・イーフェイは年末にも多くのイベントに参加し、来場者の注目を集めた。近年では口コミの高評価の維持にも成功し、85花(1985年前後に生まれた女優)の中で断トツの人気を獲得し続けている」と紹介した。
1位はチャン・ルオユン(張若昀)とリー・チン(李沁)主演の「慶余年~麒麟児、現る~」シーズン2で、記事は「同作の1位に疑いの余地はないだろう。シーズン1は再生回数100億回を突破するなど大いにバズった。シーズン2もその人気は変わらず、24年で再生回数最多の45億回を突破し、『墨雨雲間』『永夜星河』『九重紫』などの人気時代劇が入れ替わり配信しても1位を奪うことはできなかった。シーズン2は本来のコメディー路線を維持しながら、時にスリリング、時にユーモラスで、キャラクター設定がそこまで崩れることはなかったのに、ストーリーはダークで深みがあった。シーズン3ではシリーズ全体のクライマックスを迎えるだろうが、また5年も待たされるのは勘弁願いたい。早く撮影してほしい」と紹介した。(翻訳・編集/原邦之)
この記事のコメントを見る
Record ASEAN
2025/1/8
anomado
2025/1/9
2024/12/18
2024/12/16
2024/12/15
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る