上海に「2次元グッズ購入専用バス」登場、訪中外国人にディープな2次元経済体験を提供

人民網日本語版    2025年1月11日(土) 23時0分

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上海に「2次元グッズ購入専用バス」が登場した。

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2025年初の上海寄港クルーズ客船となった「シルバー・ドーン」が8日、上海北外灘国客センターに停泊。北外灘観光リゾートインフォメーションサービスセンターは海外からの観光客180人を迎え入れた。同センターの入り口には、上海の21番路線バスの車両を改装した同市初の「2次元グッズ購入専用バス」が停車しており、注目を集めていた。その側にある入国(境)総合サービスエリアでは、同バスを利用する外国人専用の「Shanghai Pass」カードが販売されていた。このカードには、中国の人気アニメ「時光代理人」がデザインされている。

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上海都市観光カード発展が24年から発行している「Shanghai Pass」カードは、インバウンド観光客向けに発行される観光カードで、訪中外国人の路線バス利用や商業施設でのショッピングにおける決済の利便性を高めている。今回販売された「2次元グッズ購入専用バス」用の「時光代理人」がデザインされた「Shanghai Pass」カードは、企業と同市虹口区が提携し、「2次元グッズ購入」という新興消費モデルにスポットを当てて打ち出した。四川北路の複数の商業施設やランドマークを経由する21番路線バスを移動手段としており、沿線の2次元グッズ購入スポットと連携した優遇サービスが受けられる。例えば、浜港商業センターでは2次元グッズ販売を主業務とするホビーショップ「潮玩星球」で商品購入時の優遇サービスを提供し、凱徳虹口商業センターでは「ミニオン」のポップアップイベントと連動して、入居する20数店舗と連携して買い物クーポンなどを提供してきた。


虹口区文化観光局の関係責任者は、「より多くの訪中外国人に上海の2次元経済をディープに体験してもらい、ビジネス・観光・文化・スポーツ・展示の融合発展をさらに推進し、観光消費の高度化を推進していく。クルーズ船などのインバウンドスタイルとの連携を通じて、中国内外の観光客の個性化・多様化する商品ニーズに絶えず応え、訪中外国人に多様・便利で心のこもったサービスを提供していく」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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