中国の俳優がタイで行方不明に?ゴン・ジュンら共演者から無事を願う書き込み相次ぐ

anomado    2025年1月6日(月) 16時30分

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中国の俳優、シンシンがドラマ撮影のためタイに渡航した後、行方不明になり、ネットで情報拡散と安否を心配する投稿が殺到している。写真は「狐妖小紅娘・月紅篇」で牧童役を演じるシンシン。

狐妖小紅娘・月紅篇」「玫瑰的故事」などのドラマに出演していた中国の俳優、シンシン(星星)がドラマ撮影のためタイに渡航した後、行方不明になり、ネットで情報拡散と安否を心配する投稿が殺到している。

交際相手によると、シンシンはSNSで「ドラマ出演をあっせんするグループ」と出会い、セッティングされたオーディションに合格した後、撮影のためタイに向かったとのこと。3日早朝の便でバンコクの空港に到着した後、手配された車でタイとミャンマーの国境地帯まで移動した。交際相手とチャットアプリで位置情報を共有したことで移動ルートが明らかになり、消息が途絶える正午ごろの最終位置がタイとミャンマーの国境地帯とのことだ。

シンシンの失踪情報がネットで広がったのは5日の深夜で、6日には「狐妖小紅娘・月紅篇」で共演した俳優ゴン・ジュン(龔俊)をはじめとするかつての共演者と関係者の他、一般人からも無事を祈る書き込みが相次ぎ、さらに拡散した。また、ネットではオファーを受け、タイへ出発する直前に親友の勧告で思いとどまったという別の俳優の体験談も登場し、出演をにおわせる詐欺の可能性が浮かび上がっている。

中国では2023年に東南アジアでの特殊詐欺にスポットを当てた映画「孤注一擲(No More Bets)」が公開され、去年は警察当局とミャンマー武装勢力が協力し、詐欺グループ撲滅作戦を展開してきた。これまでよく使われてきた、特殊詐欺の仲間に引きずり込む際の手口はSNSで高額報酬をちらつかせ詐欺拠点に連行するパターンだ。ミャンマーの国境地帯は特殊詐欺の拠点となっており、今回、タイとミャンマーの国境地帯で失踪したシンシンは「出演詐欺」という新しい手口に巻き込まれたのではないかとの見方もある。(翻訳・編集/RR)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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