2024年に主演の時代劇ドラマ「九重紫」がヒットを記録した中国の女優モン・ズーイー（孟子義）が、大量の出演オファーが舞い込んでいることをインタビューで明かした。

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動画配信サービス・騰訊視頻（テンセント）で12月6日に配信をスタートした「九重紫」は、モン・ズーイーとリー・ユンルイ（李昀鋭）が主演の時代劇ドラマ。24年は復讐をテーマにした時代劇ドラマのヒットが続き、同じジャンルの「九重紫」は新鮮さに欠けるとして前評判は高くなかったものの、配信スタート後は1週間で有効再生回数が2億を突破するなど、一気に注目作となった。

モン・ズーイーは2019年の「陳情令」で注目を浴びたが、この「九重紫」が本格的なブレーク作品となり、インタビューでは代表作と言える作品が誕生したことで「やっと念願がかなった」と喜びを語っている。「九重紫」のヒットによって、次回作に大量のオファーが舞い込んでおり、「手がだるくなるほど」の状況だと明かした。

モン・ズーイーによると、23年の夏季に届いていた複数のオファーの一つが「九重紫」で、その時は自分で好きな作品を選ぶ立場にはなかったという。だが、自分の中で最も気に入っていた「九重紫」が最終的に選ばれることとなり、モン・ズーイーは「九重紫」について、「かなりの人気作になると期待していたが、あそこまで大きな反響を得たのは予想外だった」と語った。また、ブレーク直後でプレッシャーのかかる難しい立場に置かれている現在ついて、「とにかく一層の努力をし、さらに有意義な仕事をしたい」と話した。

現在、ワン・ホンイー（王弘毅）と共演のサスペンスドラマ「三線謎回」を撮影中だが、次回作には女性主人公の武侠ファンタジー時代劇の名前も挙がっており、今後の発表が期待を集めている。（Mathilda）