anomado 2025年1月4日(土) 13時20分
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台湾メディアのBEAUTYは中国ドラマの若手俳優の吹き替え無しの割合について紹介した。写真は「大奉打更人」のワン・ホーディー。
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台湾のエンタメ・美容サイトのBEAUTY(美人圏)はこのほど、時代劇ドラマ「大奉打更人」でワン・ホーディー(王鶴棣)が吹き替え無しの自分の声でせりふを収録したことが話題になったのを受けて、中国ドラマの1995年以降生まれの俳優の「吹き替え無しの割合」TOP10を紹介した。
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10位はシュー・カイ(許凱)で、出演17作品中3作が吹き替え無しの17.6%だった。記事は「シュー・カイは吹き替え無しの生せりふを重視するネット上では、一定のレベルに達していない俳優と見られている。『愛的二八定律』で初めて吹き替え無しに挑戦したが、せりふに力がなく、聞き取りづらいと不評だった。自身もこの件については自覚しており、先輩との共演シーンで自信がなく、せりふの声も小さくなってしまったと話している。以後の作品では徐々に改善が見られている」と紹介した。
9位はワン・ホーディーで、出演10作中3作が吹き替え無しの30%だった。記事は「ネット上ではワン・ホーディーのせりふの最大の問題は四川なまりにあると言われている。『大奉打更人』以前の出演作では吹き替えだったため、この問題は見過ごされていた」と紹介した。
8位はチャン・リンホー(張凌赫)で、出演13作中6作が吹き替え無しの46.1%だった。記事は「デビュー以来多くの時代劇に出演してきたチャン・リンホーは、滑舌がはっきりしていて、アクセントや語気の変化もわかりやすいが、ネット上では他の演技派俳優と比較すると、せりふの話し方に不自然さが残っていて、教科書を音読するような堅苦しい感じを受けるとの声もある。チャン・リンホー自身の演技経験不足もあるので、今後経験を積んでいけば徐々に成長するだろう」と紹介した。
6位は2人。1人目はリー・ユンルイ(李昀鋭)で、出演10作中5作が吹き替え無しの50%だった。記事は「『九重紫』で人気に火がついたリー・ユンルイは、同作では吹き替えを使ったものの、自身がしゃべるせりふはそれほど下手ではない。以前出演したファンタジー時代劇『神隠し』では吹き替え無しのせりふを確認できる。滑舌や抑揚がはっきりしていて、ドラマに合わせて語気の調節もできていた。話し方が甘えん坊のようで、弱々しいとの声もあり、おそらく発声が優しすぎて『九重紫』の若い将軍の設定にそぐわなかったために、同作では吹き替えになったのだろう」と紹介した。
6位の2人目はディン・ユーシー(丁禹兮)で、出演12作中6作品が吹き替え無しの50%だった。記事は「ネット上でも演技力を評価されているディン・ユーシーは、吹き替え無しのせりふでも安定している。声に力があり、吐きだすせりふには十分な感情がこめられ、滑舌にも問題がない。時代劇を演じる時はせりふのしゃべり方に変化をつけているという。『永夜星河』や『長楽曲』では吹き替えを選択したが、撮影中のオフシーンの1コマで生声を聞いた視聴者はせりふには違和感を抱かなかったようで、なぜ吹き替えにしたのかとの声も上がっている」と紹介した。
4位も2人おり、一人目はツォン・シュンシー(曾舜晞)で、出演18作中11作が吹き替え無しの61.1%だった。記事は「『七夜雪』や『蓮花楼』などの作品で吹き替え無しに挑戦しているツォン・シュンシーのせりふはまあまあだ。多少おかしな点もあるが、滑舌がはっきりしていて、力強い。感情もこもっており、視聴者にキャラクターの気持ちを伝えるだけの力がある。演劇の専門教育を受けてきたわけではないが、せりふの発声に関しては多くの同世代の俳優の上を行っている。しかも香港アクセントの広東語も話すことができる。実際に『使徒行者3』では吹き替え無しの広東語を披露している」と紹介した。
4位の2人目はウー・レイ(呉磊)で、出演18作中11作が吹き替え無しの61.1%だった。記事は「新世代の俳優の中で屈指の演技力を認められているウー・レイの吹き替え無し率は予想外に高くない。デビューが早かったため、『山海経之赤影伝説』や『斗破蒼穹』のような早期の出演作では全て吹き替えを使っている。人気を得て主役を演じるようになってからは、吹き替え無しが多くなった。割合が低かったのは早期の出演作によるもので、今後出演作を増やしていけば、吹き替え無しの比率がゆっくり高くなっていくだろう」と紹介した。
2位も2人おり、一人目はチェン・シンシュー(陳星旭)で、出演10作中7作が吹き替え無しの70%だった。記事は「チェン・シンシューは早期の出演作の『東宮~永遠の記憶に眠る愛~』では吹き替えをやっていた。23年の『星落凝成糖』で吹き替え無しになったが、当時はネット上で厳しい声が多かった。せりふが下手なわけではなく、滑舌も良く、語気も十分だが、声の音色が論議の的になった。具体的には声が低く分厚い感じがあり、ファンタジー時代劇の雰囲気に合わないとされた。史実を基にした時代劇や刑事サスペンスものなら声がハマるだろう」と紹介した。
2位の2人目はワン・イーボー(王一博)で、出演10作中7作が吹き替え無しの70%だった。記事は「アイドル出身のワン・イーボーの演技をネット上では色眼鏡で見る人が多かったが、『陳情令』や『有翡』、『我的奇怪朋友』で吹き替えを選択した以外の作品は、全て吹き替え無しで通している。例えば『風起洛陽〜神都に翔ける蒼き炎〜』では、演技に硬さが見られたものの、せりふの声がキャラクターのイメージに合っていて、感情がこもっていた。以後の作品でも型にハマることなく積極的に変化をつけている」と紹介した。
1位はチャン・シンチョン(張新成)で、出演17作全て吹き替え無しの100%だった。記事は「今までまったく吹き替えを選択したことがない。『你好、旧時光』や「家族の名において」、「天才基本法」、「変成你的那一天」などは全て自分の声でせりふをしゃべっている。特に印象的なのは、「家族の名において」のせりふで、泣いて崩れ落ちるシーンでのせりふが何度かあったが、声に落ち着きがあり、滑舌もきれいで、感情の落とし込み方がちょうど良く、抑揚に富み、字幕なしでも何を言っているのか理解できるほどだった」と紹介した。(翻訳・編集/原邦之)
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