CRI online 2025年1月1日(水) 23時30分
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世界で最も規模の大きな揚水発電所となる国家電網河北豊寧揚水発電所の可変速揚水発電ユニットの最後の1台が商業運転を開始しました。
中国国営電力会社・国家電網は12月31日、現在世界で最も規模の大きな揚水発電所となる国家電網河北豊寧揚水発電所の可変速揚水発電ユニットの最後の1台が商業運転を開始したことにより、同発電所の全面稼働と発電が実現したと発表しました。
豊寧発電所は河北省北部の承徳市豊寧満族自治県に位置し、北京・天津・河北負荷センターと河北北部千万キロワット級新エネルギー基地に隣接しています。同発電所の総設備容量は360万キロワットで、設計年間発電量は66億1200万キロワット時、年間揚水発電容量は87億1600万キロワット時に達します。
2021年12月に第1陣のユニットが発電を開始して以来、豊寧発電所は累計86億1600万キロワット時の電力を発電し、新エネルギーとオフピーク時の余剰電力109億200万キロワット時を効果的に利用しました。
豊寧発電所の全面稼働後は、毎年48万800トンの標準石炭を節約し、二酸化炭素排出量を120万トン削減することができ、エネルギー構造の最適化と炭素排出量の削減を促す上で重要な役割を果たすものとみられています。(提供/CRI)
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