「日本旅行の達人」が年越し日本旅行に注意喚起―台湾メディア

Record China    2024年12月30日(月) 8時0分

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26日、台湾メディア・民視新聞網は、年末年始を日本で過ごそうと計画している台湾人向けに、専門家が「りんご病」に注意するよう呼びかける記事を掲載した。写真は東京。

2024年12月26日、台湾メディア・民視新聞網は、年末年始を日本で過ごそうと計画している台湾人向けに、専門家が「りんご病」に注意するよう呼びかける記事を掲載した。

記事は、日本は台湾人が最も愛する旅行先としてなおも健在であり、旅行関連サイトのデータによると「年越しで人気のアジア都市トップ10」に日本の都市が6つもランクインしていると紹介。元台大感染症科医師で今は司会者として活躍する林氏璧(リン・シービー)氏がこのほど、自身が司会を務めるインターネットトーク番組で「台湾で最も多くのクレジットカードを持つ男」として知られるインフルエンサー、宝可孟(バオ・コーモン)氏を招き、日本でのお得なクレジットカード利用術について紹介してもらったと伝えた。

また、自身も年間10回以上日本を訪れるという林氏が番組の中で、最近日本で流行している「りんご病」に警鐘を鳴らしたと指摘。林氏が「世界中で見られるウイルス性疾患で、主に4歳から10代の子どもがかかる。症状としては、顔が赤くなり、発疹が出ることが特徴的で、初期症状は風邪に似ており、その後発疹が全身に広がる。この病気は免疫が正常な人にとっては重篤な合併症を引き起こすことはなく、大きな脅威とはならないが、特に妊婦には注意が必要であり、妊娠初期3カ月以内の胎児に悪影響を及ぼす可能性がある」と解説したことを伝えた。

記事によると、林氏は「りんご病」だけでなく、日本ではインフルエンザが大流行期に突入していることや、マイコプラズマ感染症患者数もこの10年の最高水準に達していることにも言及。また、新型コロナウイルスの感染拡大も再び懸念されているとし、特に今月28日から来月5日までは日本が「奇跡の9連休」とも呼ばれる年末年始休暇期間に入るため、多くの診療所が休業する可能性があると指摘した。そして、日本での年越しを検討している旅行者に対し、あらかじめ風邪薬を準備し、頻繁な手洗いやマスク着用を心がけるよう勧めたという。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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