シャオ・ジャン「射鵰英雄伝:侠之大者」が25年春節映画市場を制する?「見たい人」は90万人超

anomado    2024年12月23日(月) 22時0分

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中国映画業界の書き入れ時である春節が約1カ月後に迫る中、武侠映画「射鵰英雄伝:侠之大者」に熱い視線が寄せられている。

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中国映画業界の書き入れ時である春節(旧正月。2025年は1月29日)が約1カ月後に迫る中、香港映画界の巨匠ツイ・ハーク徐克)監督と中国の人気俳優シャオ・ジャン(肖戦)の豪華タッグが届ける武侠映画「射鵰英雄伝:侠之大者」に熱い視線が注がれている。

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同作は武侠小説の大家、金庸の代表作「射鵰英雄伝」で描かれたモンゴルと南宋との間の襄陽の戦いにスポットを当てたもので、シャオ・ジャン演じる郭靖が「九陰真経」などの技を頼りにヒロインの黄蓉(ジュアン・ダーフェイ/荘達菲)と共に南宋の辺境を守る物語だ。

25年の春節公開は11月15日に発表され、同日リリースされた予告編第一弾は瞬く間にネットで大きな話題となった。出演者の顔触れや映像の視覚効果に高い評価が集まり、「金庸が描いた江湖の世界が再現されている」との反応が示されたほか、予告編で流れた1983年版の「射鵰英雄伝」の主題歌は見る人のノスタルジーを呼び起こしたという。

「射鵰英雄伝:侠之大者」

現時点でシャオ・ジャン版「射鵰英雄伝」を見たい人はすでに90万人を超えており、この作品を巡っては「中国の純粋な武侠の回帰を観客に見せるだけでなく、武侠に込められた文化的な血脈や国家への思いを感じさせる」との評価もある。

「射鵰英雄伝:侠之大者」

2025年の春節にはコメディー映画「唐人街探偵(邦題:僕はチャイナタウンの名探偵)」シリーズ第4弾の「唐探1900」やアクション・ファンタジー系の「封神第二部:戦火西岐」といった話題作も登場するが、業界関係者からは「25年春節シーズンの興行収入ナンバー1は『射鵰英雄伝』」との予測が早くも示されている。(翻訳・編集/野谷

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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