韓国バッテリー素材、米国市場で日本・中国を抑えて1位に=韓国ネット「こんな大事な時期に…」

Record Korea    2024年12月23日(月) 16時0分

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22日、韓国・韓経ビジネスは「韓国が日本と中国を抑えて米国のバッテリー素材輸入市場で1位を占めた」と伝えた。資料写真。

2024年12月22日、韓国・韓経ビジネスは「韓国が日本と中国を抑えて米国のバッテリー素材輸入市場で1位を占めた」と伝えた。

韓国貿易協会が分析した国連貿易統計によると、米国の正極材、負極材、分離膜の輸入額は20年の50億2100万ドル(約7858億8800万円)から昨年は96億9800万ドルに93.1%増加した。

正極材、負極材、分離膜は二次電池の主要素材で、米国のバッテリー素材輸入が約2倍に増える間に中国が占める割合は大幅に減少し、韓国の割合が急激に増加した。

20年は中国が28.9%で1位、日本が17.2%で2位を占め、韓国は8.5%で上位グループに入れなかったが、昨年は韓国と日本がそれぞれ33.7%、26.4%で「2強」構図となり、中国の割合は8.4%に減少した。

こうした変化は米中新冷戦における世界のサプライチェーン再編の流れの中で生じたもので、韓国バッテリー3社(LG Energy Solution、SK On、サムスンSDI)が米国に大規模工場を建設したことで韓国から原料として持ってきて使用する素材の量が増加したと記事は分析。

その上で「ただ、米国のドナルド・トランプ新政権が二次電池素材に関税をかけると報じられ、韓国がその第一ターゲットになる可能性があるだけに、政府中心の対米交渉力の強化が重要になっている」と指摘している。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「中国に勝つのはいつだってうれしい」「二次電池では韓国がトップ。中国は暴落中」「日米韓協力を強固なものにしよう」「米韓同盟の重要性を強調しておきながら、米国に何も知らせず非常戒厳を宣布し内乱を起こした尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領。国家間の信頼関係を壊した元凶」「こんな大事な時期に尹大統領は弾劾裁判中…」「技術・信頼で劣る中国を除き、技術が劣る日本を除いたら米国は韓国から輸入するしかない。韓国政府に関税をかけたところで自縄自縛だよ」などの声が寄せられている。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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