CRI online 2024年12月22日(日) 21時0分
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新疆ウィグル自治区のハミにおける100万キロワット級の「太陽熱+太陽光発電」統合型総合エネルギー実証プロジェクトが送電網に接続し、発電を開始しました。
三峡集団によると、新疆ウィグル自治区のハミにおける100万キロワット級の「太陽熱+太陽光発電」統合型総合エネルギー実証プロジェクトが22日、送電網に接続し、発電を開始しました。
本プロジェクトは「リニアフレネル方式」による全国最大の太陽熱総合エネルギー実証プロジェクトです。26万枚の太陽追尾型反射鏡を使い、昼間の太陽エネルギーを熱エネルギーとして蓄え、夜間に最大8時間の安定した発電を可能にします。
「リニアフレネル方式」は、フランスの物理学者フレネルが提唱した、光の反射・屈折の原理を応用して太陽エネルギーを電力に変換する最先端の太陽熱技術の一つです。今回建設された実証プロジェクトの総設備容量は100万キロワットに達し、その内の10万キロワットは「リニアフレネル方式」の太陽熱蓄熱発電所で、残りの90万キロワットは太陽光発電所によるものです。
プロジェクトの牛建楽マネージャーによると、「太陽光発電+太陽熱発電」の特長は、昼間は太陽光発電を使用し、夜間は太陽熱発電を利用する仕組みで24時間途切れることのない発電が可能な点です。
プロジェクトが完全に稼働すると、太陽熱蓄熱発電所は基幹調整電源としての役割を果たし、太陽光発電と組み合わせることで、マルチエネルギーが補完し合うクリーンエネルギー基地が形成されます。これにより、毎年約18億6000万キロワット時のクリーン電力が地元に供給され、二酸化炭素排出量を150万トン以上削減することが可能です。(提供/CRI)
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