2024年12月20日、韓国・SBSによると、韓国で慰安婦問題を象徴する「平和の少女像」に袋が被せられたり、落書きされたりするなどの被害が相次いでいる中、今度は少女像を蹴って破損させた40代の男が送検された。

記事によると、男は11月30日、光州市北区庁の広場に設置された少女像を破損させた疑いがもたれている。

当時男は酒に酔った状態で、少女像を支えるセメントの台の部分を複数回蹴って破損させた。警察は区庁からの通報を受けて追跡を開始し、同日正午ごろに自宅にいた男を検挙した。男は「特に理由はなく像を壊した」と供述したという。

区庁は約800万ウォン（約86万4000円）で像を修復した後、男を相手取り損害賠償訴訟を起こす方針だという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「恥ずべき行為」「本当に韓国人なの？」「800万ウォンか。ずいぶん高い酒を飲んだね」「しっかり反省してほしい」などの声が上がっている。

そのほか、「飲酒した状態で理由なくやったことなら韓国の裁判官は無罪を宣告するだろうね」「少女像を破損する事件は珍しくないが、修復に800万ウォンもかかることが衝撃」「800万ウォン？8万ウォンの間違いでは？」「足で蹴ってセメントの台が壊れたということにびっくり」「国の文化財でもないのに、ここまで騒ぐことなの？」「他国では立派な偉人、英雄の銅像が建てられるのに、この国はなぜ少女像ばかり建てるのか」などの声も見られた。（翻訳・編集/堂本）