中国初の商用暗号レポートで認定された量子乱数チップが発表

人民網日本語版    2024年12月19日(木) 19時30分

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中国初の商用暗号レポートで認定された量子乱数チップが発表された。

安徽問天量子科技(問天量子)は18日、同社が開発・生産したWT-QRNG300量子乱数チップが国家暗号管理局の商用暗号検査センターの検査に合格し、中国初の商用暗号レポートで認定された量子乱数チップ製品となったと発表した。科技日報が伝えた。

問天量子の首席科学者の韓正甫(ハン・ジョンプー)氏は、「WT-QRNG300チップは自社開発の量子トンネル効果に基づいた量子エントロピー源を採用しており、生成される乱数は量子力学固有の内在的確率性を含んでおり、予測不可能な真性乱数であり、暗号技術に前提条件を提供する」と説明した。

「このチップのサイズは1.3×.7ミリメートルで、LGA8プロセスでパッケージングした後の全体サイズは約5.8×5ミリメートルで、小型で消費電力が低く、性能が優れており、電力、通信、金融、IoT(モノのインターネット)、車載ネットワークなどの分野で広く使用できる」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/SC)

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