2024年12月18日、韓国・毎日経済は「日本を代表する完成車メーカーのホンダと日産自動車が経営統合に向けて調整に入った」と報じた。

記事は日本メディアの報道を引用し、「両社は持ち株会社を設立してその傘下に入る案を検討中で、近く覚書（MOU）を締結する」「2社が統合すれば、日産が筆頭株主となっている三菱自動車も持ち株会社に入るとみられ、日本1位のトヨタを除くホンダ、日産、三菱という2～4位の企業が一つにまとめられることになる」と説明した。

また、「ホンダ、日産、三菱の合併会社が誕生した場合、年間販売台数は合わせて800万台を超えて世界3位のメーカーになり、韓国の現代（ヒョンデ）・起亜（キア）自動車は4位に転落するとみられる」と指摘し、「トヨタ自動車は昨年1120万台を販売し、ドイツのフォルクスワーゲンは924万台近くを販売した」「現代・起亜自動車は2社を合わせた昨年の世界販売台数が744万台を記録した」などと説明。「現代・起亜自動車の最大市場である米国市場でのし烈な競争が予想される」と伝えた。

専門家からは「急速に成長する中国の自動車メーカーや電気自動車のパイオニアである米テスラとの競争において既存の自動車メーカーが生き残るには買収・合併（M＆A）が避けられない」と指摘する声も上がっているという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「どうせ日本は今、トヨタ以外沈没中」「苦しいから統合するということだよね？現代自がよくやっている証拠だよ」「現代自はすごいな。日本のプライドであるホンダと日産を統合させるなんて」「日産は沈みゆく船。ホンダもEVで失敗。その二つがくっついても滅びる時期が早まるだけ」「くっつくとさらに重くなって沈みやすくなる」など厳しい声が上がっている。

そのほか、「現代自も中国に抜かされないように気をつけないと」「4位も十分すごいけど？」「意味ないよ。今後はテスラと中国が掌握する」などの声も見られた。（翻訳・編集/堂本）