2024年12月18日、中国メディアの瀟湘晨報は、マレーシアの島で中国人男性の遺体が海中から引き揚げられたと報じた。

記事によると、マレーシアのセムポルナにある人気ダイビングスポット、マブ島付近の海域で現地時間13日午前、男性観光客が行方不明になったとの通報が現地の海上警察隊に入った。海上警察隊が近隣リゾートのダイバーの協力を得て捜索救助活動を実施したところ、水深約17メートルの海中で男性の遺体を発見したという。

警察の発表によると、男性は30代で、発見時の着衣に乱れた様子はなく、背負っていた灰色のリュックサックにはレンガが3個入っていたとのこと。警察は「突然死事案」として調査を進めていることを明らかにしたという。

コタキナバルにある中国総領事館の職員は17日、男性が死亡したことを事実とした上で「関連規定に基づき、積極的に対応しており、遺族に対して領事保護と支援を提供している」とコメント。男性の身元についてマレーシアの一部地元メディアが「広東省出身」と報じているものの、総領事館は「広東省出身ではない」と否定している。（編集・翻訳/川尻）