「ブルダック炒め麺」が大ヒットの韓国三養食品、中国に初の海外工場設立へ=韓国ネット「リスクが大きい」

Record Korea    2024年12月19日(木) 6時0分

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16日、韓国・聯合ニュースなどは、世界中で人気のインスタント麺「ブルダック炒め麺」の三養食品が初めて海外に工場を設立すると伝えた。写真はブルダック炒め麺。

2024年12月16日、韓国・聯合ニュースなどは、世界中で人気のインスタント麺「ブルダック炒め麺」の三養食品が初めて海外に工場を設立すると伝えた。

韓国の大手食品メーカー・三養食品は16日、「中国生産法人を設立して工場を開設し、中国市場で事業を展開する予定」だと明らかにした。まず、647億ウォン(約69億円)を出資して海外事業総括法人の三養シンガポール有限会社を設立し、同社を通じて中国生産法人を設ける形を取るという。

ブルダック炒め麺は中国・東南アジア・米国など世界市場でヒットし、輸出が急激に伸びた。供給が追い付かず韓国国内に新工場を設立したが、それでも27年ごろには物量不足になると予想されたため、三養食品の海外工場設立は業界では予見されていたことだという。また、韓国だけに集中している工場を海外に分散させる必要があるとの判断もあったとされている。

三養食品関係者は「工場設立のコスト面で米国より中国が優位だった」「中国工場は輸出ではなく中国国内で販売する分を製造する」「中国工場設立は、14億人の人口をターゲットに製品を現地化する上でも利点がある」と話している。中国は三養食品の輸出の25%を占め、最大市場となっている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「三養はすぐに後悔することになるだろう」「なんて愚かなことを」「中国に行くと駄目になるよ…」「製造技術を盗まれるかも」「中国に行ったら3年で全てを奪われておしまいになる」「中国進出はリスクが大き過ぎる。政治的な問題が起きたら一夜にして没落しかねない」「人気は永遠ではない。韓国国内で作って輸出していればいいのに」など、否定的なコメントが殺到している。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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