CRI online 2024年12月16日(月) 17時30分
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世界最大トン数の新型海上浮体式石油生産・貯蔵船が16日午前、中国東部の江蘇省の啓東ふ頭で引き渡され、出港しました。
世界最大トン数の新型海上浮体式石油生産・貯蔵船(M026 FPSO)が16日午前、中国東部の江蘇省の啓東ふ頭で引き渡され、出港しました。同船をえい航するタグボートなど船隊全体の長さは、長江におけるえい航船隊の最長記録を更新しました。
船隊はM026 FPSOのほか、海上巡視艇、タグボート、警備艇で構成され、うちM026 FPSO本体の長さは335.31メートル、幅60メートル、深さ33.515メートルです。船隊全体の長さは784.2メートルで、長江におけるえい航船隊の長さとしては過去最長となりました。
M026 FPSOは、中国の海上設備メーカー、啓東中遠海運海洋工程が建造したもので、ブラジルの大型超深水石油開発プロジェクトに使用される予定です。1日当たりの設計稼働量は石油生産18万バレル、天然ガス処理1200万標準立方メートル、石油貯蔵能力は最大140万バレルに上り、同種の石油生産・貯蔵設備としてはトン数と貯蔵量が現時点で世界最大であり、「海上の移動式製油所」とも呼ばれています。(提供/CRI)
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