香港、2050年までにバスやタクシーのゼロ・エミッション実現へ

CRI online    2024年12月15日(日) 6時30分

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香港はこのほど、公共バスやタクシーのグリーン転換に関する今後の計画と、2050年までに関連するすべての運行車両のゼロ・エミッションを達成するという政策目標を発表しました。写真は新型のバスとタクシー。

中国香港特別行政区政府の環境生態局はこのほど、「公共バスとタクシーのグリーン転換ロードマップ」に関する説明会を開催しました。この中で、公共バスやタクシーのグリーン転換に関する今後の計画と、2050年までに関連するすべての運行車両のゼロ・エミッションを達成するという政策目標を発表しました。

現在、香港の運輸部門からの炭素排出量は香港全体の炭素排出量の約20%を占めており、中でも公共バスとタクシーからの炭素排出量は全体の4%を占め、年間140万トンを超えているということです。

特別行政区政府は車両の取得資金を助成するほか、引き続き全業界に充電設備の拡充を奨励しており、2027年末までに香港全域で少なくとも500基の電気自動車用急速充電器が設置される予定です。

また、説明会では新しいタクシーとして使われる新エネルギー車が展示されていました。新車種はこれまでのモデルよりもシンプルなデザインとゆったりとした車内空間が印象的で、最大6人が乗車可能だということです。同時に、座席のデザインはより人に優しくなっており、後部座席は簡単に倒せるため、乗客の荷物収納により広い空間を提供しています。また、航続距離は約400キロで、20分で容量の80%まで充電できるため、運行効率をさらに高められるということです。(提供/CRI

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