人民網日本語版 2024年12月16日(月) 5時0分
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7月末時点で中国の風力発電および太陽光発電設備容量は12億600万kWに達した。
貴州省黔西南プイ族ミャオ族自治州興義市の橘山街道にある天鵝湾「太陽光・蓄電・充電」一体型モデル充電スタンドでは、屋根の太陽光パネルから発電された電力が地面の蓄電池に継続的に貯められ、新エネルギー自動車の充電スタンドの重要な電力源となっている。人民日報海外版が伝えた。
「これらの太陽光パネルは1時間当たり100kWh(キロワット時)以上の電力を発生させ、3時間で蓄電池を満タンに充電することができる」。南方電網貴州興義電力供給局城区分局総合班サブマネージャーの朱波(ジュウ・ボー)氏は、「3月15日に稼働開始後、わずか半年余りの間にこの充電スタンドは1932台分の充電を実現し、多くのドライバーが再生可能エネルギーによる環境への配慮と利便性を直接感じることができた」と述べた。
国家エネルギー局のデータによると、7月末時点で全国の風力発電および太陽光発電設備容量は12億600万kWに達し、中国が気候野心サミットで約束した目標を6年以上も前倒しで達成した。9月末時点で、風力と太陽光発電の新規設置量は総発電設備の新規設置量の80%以上を占めた。
同局の張星(ジャン・シン)報道官は、「2024年1-3四半期には、全国の再生可能エネルギー発電量は前年同期比20.9%増の2兆5100億kWhとなり、全発電量の約35.5%を占めた。うち、風力および太陽光発電量は合計1兆3490億kWhに達し、第3次産業の電力消費量とほぼ同じレベルであり、同時期の都市と農村地域での生活用電力消費量を上回っている」とした。
中国が世界の持続可能な開発に果たした貢献に対する称賛の声が増え続けている。 国際再生可能エネルギー機関(IRENA)事務局長のフランシスコ・ラ・カメラ氏は、「近年、中国は世界に低コストな再生可能エネルギー技術を提供してきている。これがグローバルな新エネルギー発電コストを引き下げる一因となっている」と述べた。
C40都市気候リーダーシップグループの執行役員であるマーク・ワッツ氏は、「中国を離れてわずか1年間だが、再び中国に戻ったとき、道路上で見られるクリーンエネルギー車両の数が大幅に増加していたことに驚いた。現在、世界中の太陽光と風力への投資の半数以上が中国で行われており、中国は気候危機に対処する上で他のどの国よりも顕著な進展とリーダーシップを示している」と称賛した。(提供/人民網日本語版・編集/ES)
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